長女の学校に、関西盲導犬協会から広報担当の方Kさんと
ラフィー号が訪れてくださったそうです。
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1986年6月25日 5匹のラブラドールレトリバーが生まれました。
その中の1頭は、
カモメが羽根を広げて飛んでいるような黒い模様がついていました。
その名は「ジョナサン」。
ジョナサンは、43日目 ブリーダーの手を離れ、盲導犬訓練センターに
引き取られ、クイール(QUILL=鳥の羽)と名前が変わりました。
感動の映画『盲導犬クイールの一生』は、
盲導犬が道を教えてくれるだけでなく、視覚障害の方の心を支える
パートナーであることを教えてくれました。
ラフィーは、映画『盲導犬クイールの一生』で
クイールを演じた犬です。
正確には、ラフィーは盲導犬ではなく、訓練の過程で適性がないとして
候補から外された犬です。
ラフィーは少し気の弱いところがあり
大きな音などに怯えてしまうということで
盲導犬にはなれませんでした。
けれど、盲導犬の使命と役割を
担って立派に活躍しています。
人間は、外から受ける情報の80%を視覚から得ていると言われています。
つまり 目が見えないということは、社会との間に大きな壁が存在する
ということです。
そして、盲導犬によって、視覚障害のある方が、
安全で快適に行動できるようになっているのです。
2005年現在で、日本で働く盲導犬は967頭、介助犬は27頭、
聴導犬は10頭でした。
その一方、盲導犬希望者は、4千〜6千人もいると言われています。
さらに、目の不自由な方を挙げれば30万人にも上ります。
盲導犬は物静かで、利口で愛くるしく、
誰もが心を魅かれる存在でしょう。
ところが その恩恵を受けている視覚障害者の方は、実は少数なのです。
Kさんは こうおっしゃられました。
「盲導犬のことよりも、目の不自由な方のことをもっと理解してください。」
あなたは この言葉の意味を しっかり受け止められますか。
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以上、○中便りより
中学生のみなさんが
最後の言葉をしっかりと
受け取っていてほしいと願いました。
今の教育の現場にもあてはまる
大きなの問題が
そこにある気がしました。。。