14日から1泊2日で「クレアチニンクリアランス検査」を受けてきました。
クレアチニンは腎臓を経て尿中に排泄されますが腎臓に障害があると
血液中に停滞して濃度が高くなります。
この検査はクレアチニンを投与した後、数時間おきに血液を採取して
体内にどれ位のクレアチニンが残っているかを測り腎機能の働きを
調べるものです。
この検査は犬種や体重に左右されないので正確な腎機能の働きを
調べる事が出来ます。
当初午後５時の血液採取が最終の予定をしていましたけけれど、ここ最近
血尿がよく出るしより詳しいデータを得る為に急遽入院して翌午前９時が
血液採取最終になりました。
私が骨折した時に訓練士さんの所に泊まって事はあるけど、知ってる人だし
家の中をウロウロして好きな様に過ごしてました。
知らない人ばかりの所で１日を過ごす経験は初めてだし、血尿も出ていたので不安一杯の気持で病院を後にして翌日になるまで とても長い時間だったように思います。
そして次の日、先生から検査結果をお聞きしました。
アル坊の腎機能はやはり少しづつ衰えてきていて現在正常と異常の
境目にある様です。
初期腎不全一歩手前という所でしょうか。
ただ、先生が想像しておられたよりは値は良好な様で4年くらいは
大丈夫でしょうと言って頂きました。
4年といえば今まで過ごしてきた時と一緒の時間。
長いか短いか・・・私には短いですが４年あればアル坊にまだ
一杯楽しい経験をさせてやれる時間はあります。
ただし４年はあくまで目安でもしかしたら短いも知れないし
生命力が強ければ長いかもしれない。
こればっかりは誰にも判らないですよね。
また、アル坊の多発性腎嚢胞の嚢胞の出来方が世界で三例しか（ワンコで）報告されていない程珍しいもので今後の経緯はまだはっきりしない
という部分も多々あります。
よりによってそんな珍しい病気にならなくてもいいんですけどね・・・。
そんな中で１番ホッとしたのは血尿の事。
ここ最近ドッグランで走り回ると血尿が出たので、もしかしたら
もう行けないかもしれないと半分覚悟していたのですが、血尿が
出たからといって腎臓が悪くなる訳ではないし、今まで通り
ドッグランで走りまわっても構わないと言って頂きました。
友達と走り回るのがアル坊の１番大好きな事ですから本当に
良かった〜。
食欲はあるけどストレスで疲れたのか昨日も今日もずっと寝てます。
明日になれば元気なアル坊に戻ってくれるかな〜・・・
