***やんちゃな関西コッカーの日常を綴ってます***

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PROFILE
★バロン★

【犬種】アメリカン・コッカー・スパニエル    【生年月日】2006年3月5日 【性別】♂【性格】食いしん坊・暴れん坊・甘えん坊【特技】嬉ション

★バロンパパ&バロンママ★

初めてのワン育てに奮闘中!

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2010/02/17
肥満細胞腫の記録
 
 
この2年間を・・・
 
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ちょっと、振り返ってみた。
 
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2008年11月頃
首にデキモノができる。
 
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A病院で受診。
3日ほど通院し、デキモノの大きさに変化がなかった為、
悪いモノではないとの診断。
 
B病院でも受診するが、同じ診断。
その後、デキモノは小さくなり、12月には消滅したかと思われた。
  
2009年
デキモノは、たまに顔を見せたり、消滅したりを繰り返す。
 
4月頃
尻尾の毛が少し抜ける
 
7月(7月組のお誕生会の頃)
 背中の部分(皮膚の奥)に、シコリっぽいものを見つける。
最初はシコリ?かなと思うほどの大きさだったが、
1週間程で、目で見て分かる程に腫れる。
 
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B病院で受診。
背中のシコリは、草むらなどで傷がつきバイ菌が入ったか、
アレルギーの可能性が高いとの診断。
注射と抗生剤を処方される。
この時、首のデキモノも再度診てもらい、刺針処置をする。
しばらく抗生剤を服用するが、背中のシコリは特に変化なし。
それにくわえ、尻尾の脱毛も酷くなり、
お尻の横にもブツブツができる。
皮脂腺の過剰分泌が原因との事で、シャンプーを処方される。
 
その後、通院するが何も変化なし。
(心配なので、こっちから細胞診をお願いする)
細胞診の為、背中の毛を剃ると湿疹を発見。
やはり、アレルギーの可能性が高いとの事。
細胞診はせず、ステロイドを処方される。
その後も通院、ステロイドを1ヶ月服用。
 
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8月下旬
背中のシコリは、小さくはなったもの消滅せず。
良性か悪性かは、手術をしないと分からないとのこと・・・。
 
尻尾に関しては、脱毛・炎症・色素沈着が進行。
炎症部分を切除・縫合する方法もあるが、悪い物ではないので
焦らなくていいとの診断。
 
首のデキノモも、気持ち大きくなる。
しかし、これも手術しないと分からないが、焦らないでいいと・・・。
 
手術はしたくないけど・・・。
でも、背中のシコリが悪性だったら・・・。
と考えれば、手術をする事を決断。
 
けれど、年の為に別のC病院でも受診する事に。
 
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9月5日
C病院で受診。
これまでの経緯を伝えたところ
背中のシコリは「悪性の可能性はほとんどない」とのこと。
尻尾の脱毛、お尻の横のブツツに関しても、心配はないが、
前の病院のシャンプーはダメなのでと、違うシャンプーを処方される。
 
しかし、首のデキモノに関しては
「もう一度検査させて下さい」
と言われ、すぐに塗抹染色顕微鏡検査。
結果「肥満細胞腫(悪性腫瘍)」に、ほぼ間違いないと思います」と・・・。
 
勿論、頭の中は真っ白。
先生の話も聞かずに「一番早くできる日に手術して下さい」
と言ってしまった私・・・。
でも、先生は専門医ではないので、専門機関に出してからにしましょうと。
 
9月12日
C病院から電話。
「やはり、肥満細胞腫でした」と。
腫瘍摘出手術、他の部分の細胞診、尻尾の炎症部分切除する事に。
手術を23日に決め、19日に血液検査の予約。
 
9月14日
結果は出ていたが、D病院を受診。
セカンドオピニオンで来た事を伝えたが、すごく丁寧な対応だった。
 
9月20日
(パパも一緒に病院に行きたいと、東京から一時帰宅)
C病院で、手術前の血液検査及び手術の説明。
この日、C病院は2回目だったが、前の担当医ではなかった。
手術の確認の為、話を進めていくが、話せば話すほど不安になる口調。
尻尾の手術法に関しては、縫合するか断尾するかは、
手術の前日までに、自分で決めて下さい
「断尾と縫合では、手術の準備が違いますから」と・・・。
前の担当医との違いにガッカリしたものの、あまり時間もない。
不安で胸がいっぱいになりました。
 
しかし、不安な心とは裏腹に、こんな時でもお腹は空く・・・。
パパとバロンと、マックで一休み。
パパが、前日から絶食してたバロンに、ワンバーガーを2個プレゼント。
慌てたバロンは、勢い余りすぎて、ワンバーガーを地べたに落す
が、しっかり完食。
 
9月21日
バロン、下痢をする。
対応のよかった、D病院で受診。
ワンバーガーを2個食べた事を伝えると、整腸剤を処方される(苦笑)
 
9月22日
血便。
D病院で受診。
染色糞便検査で、通常は土の中にしかいない菌が見つかる。
落ちたワンバーガーが原因なのか?
だが、普通の元気なコなら、こんな事にはならないと・・・。
肥満細胞腫も、コッカーには珍しい病気で、
さらに若いコがなるには、もっと珍しいと・・・。
他の病院で切ると知っていながらも、手術のアドバイス、
術後の事まで丁寧に説明してもらった。
ダメかなと思ったけど、先生に「ここで手術してもらっていいですか?」
と聞いてみたら「できますよ」と。
急遽、手術をC病院からD病院へ変更。
変更の決めてとなった1番の理由は、先生への安心感でした。
お腹の調子を整え、完治してから手術する事に。
 
9月23日
バロンの手術の為、一時帰宅したパパ。
風邪をこじらせ、入院(-∀-)
 
9月29日
.譽鵐肇殴鵑肇┘魁爾播尚椶鬟船Д奪。
(転移は認められず)
肥満細胞腫の摘出手術及び病理検査 
G愧罎離轡灰蠅虜挧診    
い尻の横の細胞診
タ尾の炎症部分の切除・縫合手術
 
手術は無事終了。夕方帰宅。
 
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とても、痛々しい姿で・・・。
さすがのバロンもグッタリ(涙)
 
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かと思いきや!
エリザベスが気にいらんねん!!
と椅子の足に擦りつけ、エリザベスを自分で外す。
その後、切り立てホヤホヤの包帯を外し、尻尾の傷口を舐める。
 
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9月30日
消毒の為、受診。
エリザベスを外した事に、先生驚く。
「1回外したら、今日も外すでしょうね」と先生。
包帯が外れた時は、来て下さいと言われる。
 
エリザベスを外せないように、タオルをグルグル巻いてみる。
 
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息が詰まりそうなぐらい、巻いてみる。
 
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けれど、バロンです。
すぐにエリザベスを外して、尻尾の包帯も食いちぎる日々・・・。
 
元気な事はいい事だけど・・・。
でも、今回の場合は少し違う。
毎日、通院してるのに、日に日に痛みが増してる様な感じ?!
鎮痛剤も効かない、夜も眠れない、クンクン鳴いている。
食べたいけど、痛くて食べれない・・・。
そんな日が続きました。
 
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10月6日
消毒処置。
尻尾の包帯を取るなり、担当医が院長先生を呼びに行きました。
院長先生、尻尾を診るなり「昼から切ろう」
 
術後すぐに包帯を取り、噛んでしまった事から炎症を起こし、
縫合した皮膚の部分が腫れ、血行不良を起こし、尻尾が壊死。
 
私、一瞬、意味が分からなかったけど・・・。
切るという事だけ理解できた。
診察室を出る時に「麻酔はどれぐらいですか?」と聞くのが精一杯で、
帰り道、どうやって帰ったのかも分からないほどだった。
 
夕方、お迎えに行きました。
バロンの特徴だった、長くてピーンとした尻尾が無くなっていました。
悪戯する時も、甘える時も、ブンブン振ってた尻尾。
 
でも、短くても大好き。
それよりも、怖くて痛い思いを何度もさせてしまって・・・。
バロンに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
 
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10月7日
この日から、また消毒が始まりました。
壊死した部分は断尾したので、これで安心と思い気や。。
毎日、膿が出ている状態で、傷口がカラッとしないのです。
 
10月10日
細菌培養検査及び塗抹染顕微鏡検査。
検査の結果、緑膿菌と判明。
 
これまた、この菌に効く薬がないというか、
薬が効かないから緑膿菌になるというか・・・。
もともとの免疫力の弱さに加え、短期間に2度の全身麻酔。
かなり抵抗力が落ちていたようです。
細菌培養検査でも、ほとんどの抗生剤が効かない結果になり、
この日から、尻尾の傷口からカテーテルを通し、
傷内部の緑膿菌を洗い流す処置を続ける事になりました。
菌を残したまま傷口が閉じてしまうと大変な事になるので、
傷口が塞がらないように毎日洗浄。
 
10月17日
緑膿菌も見られなくなったので、洗浄を一日あけてみる。
 
10月19日
抜糸。
痛くて辛かった長い日々、ほんとに良く頑張ってくれたバロン。
 
病理検査の結果としては
腫瘍部分は全て切除。転移などは認められかった。
尻尾の炎症部分、お尻の横のデキモノに関しては、
毛包拡張と診断。腫瘍性の変化は認められなかった。
 
といっても、肥満細胞腫はとてもたちの悪い病気。
再発、転移の確率が非常に高い。
年に何度かはレントゲンとエコーで検査をし、早期発見を心がける。
再発の可能性は?と先生に質問してみたところ
「またなるかもしれないし、ならないかもしれない」
50%・50%の確率だそうです。 
 
そして、バロンの場合。
生まれつきの免疫異常があるかもで・・・。
これから、大変な事も待ってるかもしれないけれど・・・。
 
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正直、毎日が不安でいっぱい。 
でも、前向きに頑張ります^^
 
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