Hime 背中を痛めてた
いつも お散歩に行くのに 2Fのリビングから1Fの玄関まで
抱っこして 階段を下りるのが
その日の晩は 抱え上げた瞬間に
キャイン!キャイン!キャイン!キャイン!キャイン! と大鳴きをして
ガブ!ガブ!ガブッー! と本気で手に噛み付いて逃れようとした
すぐに離したけど Hime自身も変調に驚いたようだった
どこか痛みがあるに違いないと思ったけど
歩きも 動きも いつもと 何も 変わらず
一体 何が どうしたのか 私が パニック
すぐにも病院へ行きたかったけれど 時刻は20時
以降 Himeから近づいては来ても 手の届くところまでは来ず
もちろん触れることはできない
Himeの瞳からは 恐怖心がありありと見て取れ
できることは 「 大丈夫 怖がらなくていい 」 と 話しかけることだけ
翌朝も同じ 食欲も排泄も動きも 変わりのないことが 唯一の救い
心境は緊急事態だけど 命にすぐに係わる状態ではない
不安なのは 私よりもHimeの方だろう でも不安でたまらない
外傷はないはず 普通に動けるのだから 骨も大丈夫
であれば どこが悪い? 内蔵? 不安は否応にも募るばかり
一刻も早く仕事を終えて Himeを病院へ連れて行きたい
そればかりの一日を過ごした
病院へ連れて行くのも一苦労 ケージに追い込んで入れたものの
これがまた嫌な経験になるのかと思うと気が重い
病院での診察
ケージから出して まずはフリーで観察
先生の目にも 動きに問題はないと見えたようだ
そして 診察台へと抱き上げた その時
Himeが キャイン!キャイン!キャイン! と鳴いたので
一旦下ろす
そして 私の抱き上げ方を見ていた先生が素早く判断した
「 背骨が引っ張られた時に痛いんだね
お尻から丸くすくい上げるように抱っこして 」
私はHimeの横腹を 左右両手で包み込むようにして 抱き上げていたので
後足がぶらりとして 背骨を下へ引っ張る形になるのだ
「 お尻からすくい上げる 」 ように抱き上げると
Himeは 悲鳴をあげなかった
先生は さすがプロだと 信頼が増した
話しは途中だが ビリーの大腸炎でお世話になりかかりつけとなった病院
マリーナストリートおかだ動物病院
オリラジの藤森似なのに ちょっと気難しい先生と
奥さんが動物の鍼灸師さん
歩けなくなった子達が よく来院している
さて 診察台の上のHimeを 先生が触診する
Hiemは観念したのか じっと動かない
「 痩せ過ぎだね 今触ってるけど 背骨周りは ガチガチだし
背骨がこわばってる
Himeちゃんは 繁殖リタイヤ犬で もう 6才なんだよね
○○さんのところに来て 4ヶ月か
で ビリー君と一緒のお散歩してるんだよね
足の筋肉はよく付いてる
でも もっと 全身に 骨を支える筋肉をつけなきゃ
骨が痛むよ
2.8kgまでお肉をつけようか 」
診断結果は 簡単に言うと 『 老化現象 』
Himeは繁殖犬だったから 骨は脆く
運動も十分にはできていなかっただろうから
身体が柔軟ではないのだろうと
電気治療を受け 痛み止めと グルコサミン&コンドロイチンが処方された
1回でも随分と身体がラクになったようで とても穏やかな目になった
そして連続5回は続けて電気治療を受けるようにと言われ
通って 今は元気
確かではないが ちょうどチョーカー(名札)を付けて
1週間が経っていた
イヤがる素振りは全くなかったけれど
Himeにとっては生まれて初めてのことに違いなく
「 肩こり 」 になっていたのかもしれない
チョーカーはすぐにはずし 今後も名札はあきらめた
Himeの体重は 2.3kgはあると思っていたら 2.1kgしかなかった
Himeの筋力アップのため 生肉に挑戦! 今夜 届く
ご報告は また後日