愛犬と私のこと

June, 2015
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びィさん

大好きなのは、海,桜,富士山,工場,焼肉,

ビリー

2010年1月11日 保護犬から家族になる A.コッカーMIX(コッカプー) 誕生日2006年1月11日

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2003年夏 猛禽屋から家族になる  ヨーロッパコノハズク 慶が当時大好きだった絵本『いつもちこくのおとこのこ−ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー by.ジョン・バーニンガム』から名付ける 性別不明

HIME

2011年9月18日 保護犬から家族になる パピヨン 誕生日2005年3月3日

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Jun 11, 2015
補助犬
 
補助犬 を ご存じですか?

目の不自由な方の歩行のサポートをする 「盲導犬」

身体の不自由な方の生活のサポートをする 「介助犬」
 
耳の不自由な方に音を知らせる 「聴導犬」
 
 
この3種類の犬達を 「補助犬」 といいます
 
先日、徹に付き合って某大学のオープンキャンパスへ行った際

日本補助犬協会 ( http://www.hojyoken.or.jp/ ) による
 
講演を聞く機会がありました。
 
 
補助犬.png
 
 
 
介助犬や聴導犬は、海外のドキュメンタリー番組で
 
見たことがありましたが、日本にもいたんですね。
 
盲導犬のことは、「ハッピー!」というマンガで知っていたのと、
 
これまで数回ですが実際に遭遇したことがありました。
 

日本で他の補助犬に比べ、盲導犬だけがよく知られているのには
 
法律も関係しています。
 

道路交通法で、「目が見えない人は道路を歩く時に白杖を持つか、
 
盲導犬を連れていなければならない。」と、決められているからです。
 
 

講演では補助犬達による実演もあり、様々なお話しを聞くことができました。
 
いくつか 「そーなんだぁ〜!」と思ったことを書き留めておきます。
 
 
 
(1) 盲導犬は、ルート案内をしない。

私はてっきり盲導犬が道順を知っていて、
 
ユーザーさんが行きたい場所を言えば
 
そこへ連れて行ってくれるのだと思っていたのでビックリ!
 
目的地までの道順は、ユーザーさん自身が覚えて、
 
盲導犬に指示を出し、一緒に歩くのだそうです。
 
 
 
 
(2) 盲導犬の役目は、基本3つ。
 
 
「 真っ直ぐに前進すること 」

目が見えない人にとって、感覚だけで真っ直ぐに進むことはとても難しくて、
 
白杖の場合は点字ブロックや壁づたいに、壁を頼りに歩いているそうです。

なので、歩道にある自転車や看板は想像以上に障害ですね。
 
 

「 段差の手前で止まること 」

階段をはじめ、歩道の段差などですね、この段差は危険でもありますが、
 
道を曲がる目印にもなるのだそうです。
 
 
 
「 障害物の手前で止まること 」

障害物にぶつかってしまってはケガをするので、止まります。

障害物の時は、盲導犬があごを障害物にのせるので、
 
ハーネスの動きを通して、ユーザーさんは段差か障害物かを
 
判別できるのだそうです。
 
また、障害物が何かを確認したければ、
 
盲導犬の首からアゴへと辿ればわかるという仕組みです。
 
 
 

(3) 盲導犬は信号がわからない
 
 
犬には信号の赤青の判断が困難なのだそうです。
 
私はビリーが信号を覚えないだけで、他の犬にはできると思っていました。
 
ユーザーさんは目が見えないですよね、ではどうやって信号を判断するか、
 
それは、音と周囲の人や車の動きの気配からなんですって。
 
何ともあやふやで危なっかしい話しです。
 
 
信号待ちをしている目の見えない人がいたら、
 
「 どちらに渡りますか? 」と聞いて、青になったら
 
「 信号が青になりましたよ 」 と声掛けをしてあげるといいそうです。
 
 
 

(4) 白杖を持っていても障害はいろいろ
 
 
白杖を持っている人は全盲だと思いがちで、
 
白杖を持っている人が、電車で空いている席にスッと座り

本を読みだして驚いたというようなことがありますが、
 
視野狭窄の方や明暗の判別が困難な人など、
 
目の障害に違いがあることを知っていてください。
 
 
 
 
(5) こんな時どうする (目の見えない人編)
 
 
付き添いの人なしで駅にいたら、「 何かお手伝いは必要ですか? 」と
 
声を掛けてみましょう。
 
「 大丈夫 」と返答があれば、その言葉通り大丈夫でしょう。

電車の中で立っていたら、「 空いている席へご案内しましょうか? 」と
 
声を掛けてみましょう。
 
「 大丈夫 」と返答があれば、その言葉通り大丈夫でしょう。
 
返答の言葉が少なくて、せっかくの親切心をむげにすると
 
決して怒ったり悲しんだりしないでください。
 

目が見えなくなって間もない人は、外出の練習中で、歩数を覚えたり、
 
周辺の様子を覚えたりしている最中かもしれません。
 
 
電車の中で、空いている席まで、立っていた場所から
 
遠く離れてしまったら、降りた駅での場所がズレて
 
そこから先の移動が困難になるかもしれません。
 
 
障害のある方達も、普通に社会生活を送りたいと思っていて、
 
過剰な保護を求めているわけではないそうです。
 
 
危険がないか、たくさんのあたたかい目で
 
見守ることが大切だと講演で教えられました。
 
 
 

(6) 補助犬も普通のワンコ
 
 
補助犬は訓練もされていますし、元々の気質も穏やかで
 
滅多に吠えることはありませんが、
 
痛いことがあれば驚いて鳴くことは普通にあるそうです。
 

他にも短命であるとか、思い込みで補助犬への誤解があるので、
 
正しく補助犬たちを理解して欲しいとのことでした。
 
 
ほじょけん.png
  
日本補助犬協会 ( http://www.hojyoken.or.jp/
 
 
 
我が家にも、補助犬がいました!
 
HIMEは、ビリーの 「 聴導犬 」 です♪
 
ビリーは耳が聞こえないけど、HIMEがくるくる回ったり
 
行ったり来たりして、ビリーに知らせてくれます。
 
例えば、家族が帰って来たとか、そろそろご飯だとか、
 
 
 
 
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