犬の無駄吠えとは、飼い主さんが許すことが出来る限度を越えて
犬が無駄に吠える状態です。
犬のしつけでも難しいとされ、皆さん苦労されている分野です。
社会生活の中で「無駄吠え」は周囲の人に迷惑をかけるだけでなく、
室内での会話などにも影響が出たりします。
そこで今回は、無駄吠えを少なくするしつけについてお話ししたいと思います。
なぜ、犬は吠えるのでしょう?
吠える音は、臭い同様に個人的、生理的、性的情報を伝えます。
吠え方によっては、お互い警告しあったり、相手の位置を確認しあったりしているのです。
ですから、犬は吠える事に関して無駄だと思っていないのです。
無駄吠えどころか犬は吠える時には常に意味を持っているのです。
まずは、犬の気持ちを理解しましょう
何に対して吠えているのか理解してあげる事からしつけが始まります。
愛犬の気持ちを理解しつつ、無駄吠えをさせなくするには4つの事が必要になってきます。
■1.愛犬をわがままにさせない
犬はもともと、群れで生活する動物なので、犬の中で順位を決め、
誰がリーダーなのかを考えて行動するのです。
簡単に言うと、犬は縦社会なのです。
■2.飼い主さんの指示に従わせる
家族の中で犬が一番偉いと思ってしまうと吠えるなどの問題行動が出てしまい、
叱っても言う事を聞かなくなります。
犬をわがままにさせないようにするには、家族の中で一番下の地位であることを
理解させましょう。
■3.愛犬を不安にさせない
犬は警戒心の強い動物なので、自分自身や他の人・犬の仲間に危険を感じると
本能的に吠えたりするのです。
飼い主さんが心の支えにとなり普段からリーダー的存在として、犬に
尊敬されるように心掛けましょう。
■4.社会性を身に付ける
犬は、恐怖心や警戒心からよく吠えるようになります。
小さい時から、怖い思いをさせないよう飼い主さんが注意してあげ、
他の犬や飼い主さんに会わせてあげましょう。
飼い主が良いリーダーになって、無駄吠えの回数を徐々に減らしていきましょう。