今日は、ちょっとまじめな話。
最近、だいきちが攻撃的な態度をとるようになった。
前々から、ごはんやガムに対しての執着が強く、ごはん中に邪魔されたりすると、威嚇等の行動があった。(これについては、後日書きます。)
でも、普段は、従順で大人しく、お友達ワンコから乗っかられても、決して怒ったり唸ったりしない、気の優しいワンコ。もちろん、オスワリ、マテなんかの基本的なことはできる。普段のだいきちを知っている人なら、この子が怒ったり唸ったりするの?って驚くほどに。
その攻撃的な態度というのは、ある瞬間にスイッチが入ったかのように、吠え始め、自分のケージの中に入り、近づこうとすると噛みつこうとまでする。
そのスイッチというのが、また、不規則であり、よくわからなかった。
一つだけ、共通している事項があって、なぜか、ひのが、だいきちに触れようとすると吠え始め、興奮が止まらなくなる。でも、毎回ではなくて、夜、ハウスさせる時とか、居間でくつろいでる時なんかに。
普段の様子を見ていると、ひのに対して、だいきちが上位にたっているようには見えない。ひのから、ごはんをもらうし、基本的なコマンドもする、甘えてもくる、指示したことも理解しているようだし、きちんと飼い主として、上位の者として、認識しているようなんだけど。
ただ、だいきちが興奮した時の様子を観察していると、なにかに怯えて、攻撃的な態度をとっているように思えた。
だいきち側からの積極的な攻撃ではなくて、こちらが近づこうとすることによる、吠えや唸り、そして噛みつこうとする行動なのだ。
この子は、小さいときに、ワンコの中で育たなかった。社会性が未熟であると思う。群れの中で学ぶべきことを学ばなかった。だから、今でも、恐怖に対しては、攻撃でという図式になっているのではないか。
では、その恐怖の対象はなんだろうか。
もちろん、のりやひのは、過度な体罰なんて加えていない。
なんだろう?と考えてみた。
ひとつだけ、思いあたったことがあった。
ひのは、数年前からメンタルの病気と闘っており、ここ数週間、疲れが溜まっているようで、精神状態が不安定だった。
普段、日常のだいふくの世話をしているのは、ひのである。
毎日、側にいる自分より上位の者の心が疲れていたら、そして、乱れていたら、下位の者は、どう思うだろう。
ひのの心の乱れが、だいきちに伝わり、それが恐怖となって、だいきちを怯えさせているじゃないだろうか。
これは、素人の推測でしかないが、このことが原因だとしても、ひのやだいきちが悪いのではない。
でも、このままでは、ひのもだいきちもつらいだけなので、ひのとだいきちのを切り離して、だいきちを落ち着かせる、なにも恐怖はないんだと安心させてあげることが必要なのではないか。
ひのの調子も悪かったし、日常生活から少し切り離してあげたかったので、実家に帰省して、ゆっくりと元気になってもらおうという結論に達しました。
ひのが静養に入って、数日間が経ちます。
今のところ、攻撃的な態度や興奮しすぎて我を忘れるような様子は見られなくなりました。
この子達の考えていること、訴えていることがわかれば、どんなに楽だろうと思います。
この子達はきっと、飼い主の表情や態度、心の様子まで、よく見てるんじゃないだろうか。そして、いろんなことを訴えかけてきている。
この原因が正しいか、この対処が正しいか、わかりません。根本的なところが間違っているかもしれない。
もっともっと、この子達のことがよく知りたいと思います。
日々、勉強と観察の日々です。
普段は、のんびりとした子なんだけどね。
飼い主の心に敏感な子なのかもしれません。