実は、りんの障害を疑いはじめた頃から、りんのブリーダーさんのサイトをずっとチェックしています。
といっても、週に1回くらい子犬情報や少ないコンテンツをさらっと見るだけなのですが…
先週か先々週くらいに、生後半年くらいの男の子がオーナー募集にだされているのを見つけました。
子犬たちの画像が並ぶページの、一番下。両親犬の名前と、大人しくて飼い易いと思います的なコメントのみの、地味な紹介でした。
それまでは子犬だけしか載ってなかったのに、どうしたんだろう?
最近急に載せられていたので、この子にも何か障害があって、厄介払いされたんじゃ…と疑ってしまいました。
りんとは(多分)血の繋がりはない子で、りんより体付きがしっかりしていて、ちょっとふっくらしていて、元気そうに見えるけど。
何もないといいなぁ。いい飼い主さんが見つかるといいなぁ。
りんの手術が終わった日に、ブリーダーさんにメールを出しました。
内容は、以下のもの。
・年末に亀裂に気付き、重度の口蓋裂と診断された事
・口蓋裂は、近親繁殖の子に多く見られる障害だという事
・手術をして、現在入院中であるという事
・手術後の様子と、再手術の可能性が高い障害だという事
・亀裂はかなり大きく、誰が見ても異常と分かるものだという事
・譲渡前の健康診断で、この亀裂を見落としたのか?
・育てている段階で、この亀裂に気付かなかったのか?
・りんの血縁に、同じ障害の子はいないか確認してほしい
・兄弟犬のオーナー様に、この事実を伝えて欲しい
・二度と障害犬が産まれない様に配慮してほしい
これらを、丁寧な口調で書きました。
手術後の様子を見た直後だったので、若干嫌味を含む言葉も入ってしまったかもしれません。
けど、最初のメールという事で、まず丁寧に…と心がけました。いきなり怒鳴り込むような事はしたくなかったので。
で、翌日。早々と返信が来ましたよ。
「ご連絡ありがとうございます。厳粛に受け止めさせていただきます」
という、実に短い返信が。
正直、腹立たしいです。こっちはそれなりの長さのメールを送ったのに、たった二言です。
こちらの質問に答える気はまるで無しです。
自分が産ませて、7ヵ月まで面倒を見ていた子なのに、心配する言葉すらありません。
「手がかかった分可愛くなって手放せず、七ヶ月になってしまった」「うちで飼ってもいいと思った」そう言っていたのに、手放したらもう心配すらしないんですか。
不愉快な思いをする事は覚悟の上でした。
けど、これじゃ、7ヵ月までそこの家族だったはずの、今辛い思いをしているりんくが…
こんな事なら、初めから怒りを表したメールで、手術代でも請求してしまえばよかった。
そのサイトの「キャンセル・返金について」の項目に、先天性疾患や遺伝的疾患はキャンセル・返金の対象になる、というような事が書かれています。
そこを指摘して、返金か手術代を求めるメールをもう一度送ろうか、という話も親としました。
けど、もうこのブリーダーとは関わりたくない…というのが正直な気持ちだったりします。
何を言っても無駄な相手のような気がするんです。
亀裂を見逃したのか?という質問には、絶対答えないだろうし…けど、気付いていた・気付くはずだと私達は確信しています。
気付いていたって、確実に白を切るでしょうね…
かといって、お金の請求に応じるとも思えません。
もう関わりは持たないようにしたい、けど、それじゃ何の解決にもならないし、また同じことが起こる…
難しいです。本当に。
ここで諦めたら、このブリーダーのいい加減さを見逃す事になってしまう。
それは嫌なんですが…どうしたら、同じ事が起こらなくなるのか分かりません。
所詮、1人の学生・許容量の少ない未熟な人間ですから…
うぃとりん、2匹の幸せだけ考えていよう。厄介な交渉は止めてりんを治す事だけに専念しよう、腹の立つブリーダーの事なんて忘れて。
そう思って切り替える方が、いいのかもしれません。
変な顔ですが、ハウスでうとうとしているところ。
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