昨日、4月21日で、うぃが抗がん剤治療を終えてから1年半が経ちました。
副作用による皮膚炎から始まり、謎のリンパの腫れ、2度のリンパの排膿手術、後ろ足の弱り、そしてホルモン疾患疑惑…
と、何かと病気と縁が切れませんが、再発だけはせずに頑張ってくれています。
2年間、寛解状態をキープできたら、治ったと言ってもいいと先生が言いました。
あと半年、です。あとたった半年。
発病してからこれまでの時間と比べたら、短い時間です。
でも…これまでで一番長い時間でもあると思います。
あと半年。
うぃの体には、何個かしこりがあります。
リンパとは違う場所だし、ほとんどが脂肪のカタマリです。
ブラッシングの時や遊んでいる時、何気なくうぃに触った時に、そのしこりに手が触れるとドキっとします。
一瞬で、再発の2文字が頭を巡って。
心臓が冷えるような、あの感覚。
今でも時々、うぃが再発してしまった…という電話をもらう夢を見ます。
何ていう夢を見てるんだ、縁起でもない…と自分に憤慨しますが、
結局、どんなに前向きに過ごしていても、心の中には常に再発への恐怖が潜んでいるんだと思い知ります。
もし、このまま無事に半年を過ごせても…たとえ治ったと言える状態になったとしても、再発の不安は無くならないのでしょう。
きっと、何年経っても。
この不安がなくなるのは、うぃとさよならをする時です。
この不安を抱えてこれからの時間を過ごす事が、今うぃが生きている事の代償なら、それでいいって思えます。
いつかは必ずさよならをしなければいけないし、10歳を過ぎたうぃには、それは遠い未来の話ではありません。
いつかは後ろ足が動かなくなるかもしれないし、いつかは何かの病気になるかもしれないし、いつかは再発するかもしれない。
でも、せめて、私とうぃが一緒に暮らせる時までは、その『いつか』が来ないでほしい。
それが今の願いです。
だから、あと半年。
うぃには頑張ってもらおうと思います。
2〜3歳頃のうぃ。
こうして並んでいる姿を写真にとって、改めて見てみると…
うぃって大型犬なんですねぇ。大きいな〜。
普段は気にならないんですよね、この大きさが。
ちなみに…
背後でうっすらと笑みを浮かべて、うぃに向かって鼻を伸ばしているのはナウマン象の子供です。
私の背後にいる、でっかいのはナウマン母さん。
【ナウマン象の親子像】なんですよ(笑)
野尻湖に旅行に行った時の写真です。
ナウマン象よりも、オオツノシカの等身大模型が不気味だった事しか記憶にありません(笑)
すごく大きいのに、姿は普通の鹿と同じだったのが不気味でした…(-_-;)
半年後は盛大にお祝いをしましょう。