2005年の5月にやってきた我が家の迷犬

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Mar 23, 2006
野性味のないヤツ

 ご飯を食べているときも、おやつを食べているときも、近づいても、頭をなぜても、体を触っても、吠えることがない。

 朝方。体をすり寄せてきては、お腹をでろりんと出し、もっとなぜろとねだる。

 もしも、地球が崩壊し、野性に返るときがきたら・・・。

 こいつは弱肉強食社会の中でやっていけるのだろうかと、心配になる。

 目が悪いのか、鼻の効きが悪いのか、そばに蜘蛛や昆虫が通っても気づかないことが多い。

 3.475センチを超えるりんごは、口からいったん出さなければ食べきれない。いや、かみ切れない。カラスがそばにいたならば、きっと感謝されるだろう。

 これでいいのか。これでいいのだ。

 だって我が家で飼っているのだ。

 地球滅亡まではまだ間がある(はずな)のだ。

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Jul 26, 2005
そうしてあいつはやってきた

 あれは5月の連休だった。32年ぶりに犬を飼うことになった。なんだかコーギーというむずかしい名前のくせに、妙に弱々しげでか細い、およそ従来の犬らしからぬ犬であった。

 「花子にしよう」「いやあ、○○がいいんじゃない」などとさんざん話し合っていたわりには、「3ヶ月呼ばれていた名前でいいじゃない」に変わっていたりした。芝生でするうんちが妙に細長かった。道行く人が笑顔で「かわいい」といった。しっぽのないコーギーが我が家にやってきた。