米アップルのCEOとして知られるスティーブ・ジョブス氏は16日、カリフォルニア州北部にある本社で記者会見をおこない、多機能携帯電話機のヒット機種「iPhone(アイフォーン)4」の電波受信障害について釈明しました。会見では、「迷惑を被った利用者におわびする」と陳謝し、購入者に対しては本体に装着して障害を防止する専用ケースを無料配布すると表明しています。
世界的なヒット機種となったスマートフォン「アイフォーン4」をめぐって、発売当初から電波受信感度の問題が取り挙げられてきました。画面左下の外縁部の継ぎ目を手でふさぐと、通話音声が途切れてしまったり、インターネット接続が遅くなるなどの苦情が多発しています。ジョブズ氏は会見で「われわれは完全ではない。電話も完全ではない」と釈明していますが、受信感度の問題は「携帯端末業界共通の課題」として、設計ミスであることを明確に否定しています。
ジョブスCEOの発言うけ、アイフォーンの競争製品ブラックベリーを生産しているRIM(リサーチ・イン・モーション)は「ブラックベリーの利用者はアンテナ性能を高めるために(アップルのように)ケースを使わない」と発言し「アップルは他のブランドを引き込もうとせず、自社のデザインに責任を負うべきだ」とも指摘しています。
初期の一時対応と原因究明の手法に問題があったのではないかという質問が会見の席で出ていますが、ジョブズは「人々はうまく行けば足を引っ張ろうとする。グーグルを見よ」と述べ、「私たちが米国企業ではなく韓国企業だったら良いのか」と仰天の発言も飛び出しました。アップルに傾いた関心と一部の猜忌が問題を膨らませてしまったというところでしょう。
CEOの会見で決着がつくかに見えたiPhone4問題ですが、まだまだひと悶着ありそうな雰囲気が続いています。
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