オリンピック日本代表を率いて、銅メダルすら取れず、敗因を選手のせいにして日本中の野球ファンからひんしゅくを買った星野仙一氏が、ついに現場復帰することになりそうです。
楽天ゴールデンイーグルスを今季限りで解任されるブラウン監督の後任として招聘される見通しで、星野氏にとっては、ようやく北京オリンピックでの汚名を挽回するチャンスがやってきたことになります。
現在、星野氏は阪神タイガースのシニアディレクターとしての職務についていますが、楽天の三木谷浩史会長が直接大阪に、出向き、阪神の坂井信也オーナーと会談し、星野氏と交渉することへの承諾を求めたそうです。
三木谷氏と坂井氏の会談は約10分ほどで、三木谷会長から「(星野SDを)動かしていただきたい」と申し出たところ、坂井オーナーは「本人が決めることですから」と応え、案に承諾した形となりました。
ブラウン監督就任時から、星野氏と楽天の密接なつながりはメディアに指摘されていました。ブラウン監督の就任も、野村監督の直後では星野氏がやりづらいから、という憶測が飛び交いましたが、今回、楽天が阪神側へ筋を通した形も整い、いよいよ2年越しの監督要請が実現することになりそうです。
野村克也監督が率いた最後の年は2位まで上昇した順位も、今季はブラウン政権下で最下位に低迷した楽天イーグルスですが、星野新監督がはたしてどれだけチームを立て直すことができるのか。オリンピックで後味の悪い結果を出し、そのまま現場から遠ざかっていた星野氏だけに、多くの野球ファンの注目を集めることになりそうです。
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