野球賭博問題で、名古屋場所開催が危うくなる事態にまで問題が発展してしまった大相撲ですが、どうやら親方と大関の2人を解雇処分にすることで一応の決着がつきそうです。
数千万円を野球賭博につぎ込み、親方とともに常識を疑われてしまった琴光喜は解雇処分、琴光喜に借金をしてまで野球賭博に参加していたという大嶽親方も解雇処分だということです。
いずれの処分も、角界で一番重いとされる「除名」処分よりも軽い処分で、琴光喜には退職金まで支給されることが明らかになっています。
今回の処分は、4日の臨時理事会で正式に決まったものですが、琴光喜は理事会で弁明した後は取材を受けることなく、裏口から脱出しています。一方、大嶽親方は会見を行い、「自分がアホだった。今後は一生懸命働いて、陰ながら相撲に携わるような人間になりたい」とコメントを発し、謝罪しています。しかし、この発言からは、引き続き相撲界と関われるような職場が用意されている、と受け取ることもでき、琴光喜の退職金同様、「口止め料としての裏待遇があるのでは?」と深読みされてしまう材料になっています。
野球賭博問題で一応の幕引きが計られたことで、大相撲の名古屋場所は無事に開催されることが決まりました。
しかし、急遽作成された番付表には、はっきりと琴光喜の名前が書いてあるそうです。
こういうものは、多少時間をかかったとしても、修正されたものを用意した方が用意のではないかとも思うのですが、相撲協会は解雇した琴光喜の名前が載ったままでも、あまり違和感を感じていない様子です。
名古屋場所では琴光喜の相手は全て不戦勝になるのか、それとも琴光喜なしで取り組みが組まれるのか、初日の様子に注目したいところです。
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