平成5年5月5日、午前3時30分。
福岡、博多にて大好きだった父が亡くなりました。
先日、墓参りは済ませていましたが、今日は心の中で
供養します。漁師の父が、博多で倒れ、帰る日を楽しみに、病気と闘ってきたけれど、助からない病気だと、看病に行った時医師に告げられ、ショックでしたが、それでも父は私たちと帰れると、頑張っていました。
最後のことば・・・「***、苦しくて眠れないから、クスリ貰ってくれ」でした。
臨終の最後の父の目から、涙がす〜っと落ちた時、本当に亡くなったんだと感じました。博多で火葬を済ませ、お骨をもって、新幹線で、八戸へ。
この頃はまだ盛岡までしか新幹線も通っていなかった。
心残りと言えば、姉も祖母も父の死に目には会えなかったという事でしょう。
暫くのあいだ、祖母は父は帰ってくるんだと、岸壁に立って、帰ってきた漁船を眺めていたそうです。その祖母も7年前亡くなり、きっと今頃2人楽しく大好きな歌でも歌っていることでしょう。