イーリー大聖堂前
先週の金曜日の正午。イーリー大聖堂の近くにある学校の終業式風景。
King's school Elyは5歳〜18歳までの一貫教育の学校。
13歳以上インターナショナル部門もあります。
この日は学校の終業式。クリスマス前なのでイーリー大聖堂内にてクリスマスサービスが行われました。
イーリー大聖堂は英国教会なのでカトリック教会のようなミサではなく、歌と聖書の朗読という形式で1時間ほどの式典です。
美しい聖歌隊の歌声とオルガンと管弦楽・・・
大きな聖堂内に小さな天使達が羽ばたいているような、汚れ無き澄んだ空気で満たされました。
聖歌と交互に読み進まれるキリストが誕生するでの物語の朗読は、Year 2(日本だと小学1年生)の生徒からYear 8,Y10,Y11, Y13と進み、そして最後の校長先生の朗読直前の生徒最後の朗読はHead of School生徒代表最高学年にして学業&態度優秀な生徒の朗読です。
学業優秀者は赤いマントを、寮の監督生は黒地に青いマントを羽織っています。
寮の監督生といえば、ハリーポッターの物語の中ではハーマイオニ−とロンが選ばれてバッジか何かを着用していたはず。
日本では運動会さえも順位をつけると不公平!という考え方で生徒を均一視しようとする傾向がありますが、少なくともこの学校では能力のある子供は特権やそれ相当の賞賛を与えられるべきという方針なのだたと思います。
選ばれた子供と親は誇りに思っているし、そうでない生徒達は尊敬と憧れをもって彼らの後を追う。・・・それは別に不公平なことではないと思いました。
ところで、イーリーカテドラルは最近女子の聖歌隊を採用したことで、「聖歌隊=男子!」という伝統を破ったことでニュースになりました。
しかし、女子の聖歌隊の歌声と男子の聖歌隊、あなたは男女の区別がつきますか?・・・という聞き比べサイトがあるので、よろしければどうぞ!
http://news.bbc.co.uk/nolavconsole/ukfs_news/hi/bb_rm_fs.stm?news=1&bbram=1&bbwm=1&nol_storyid=6150506