イーリーといえばイーリー大聖堂。
ケンブリッジから車で25分、電車でも一駅のELY。
歴史は古く、日本の大化の改新の頃(7世紀中ごろ)、アングロサクソンの教会、修道院がこの地に建てられたのが始まり。
以来デーン人の侵略、ベネディクト会(ローマンカトリック)による再建、更にヘンリー8世による修道院解体による破壊などなど、建築、破壊、再建の歴史を繰り返して現在の姿になりました。
左にLady's Chapelの見える正面からのこの眺めはガイドブックにも紹介されます。
Ely Cathedral正面広場にある大砲。
イーリー大聖堂内にはステンドグラスミュージアムもあります。
外見のみらず教会内も美しいです。
中の装飾の素晴らしさは別の機会にするとして、今日は大聖堂の裏に広がる地元の人々の憩いの場へ行きたいと思います。。
大聖堂正面の道路The Garrelyを駅に向かって南に歩きます。
振り返れば大聖堂の南側面を眺めることになります。
The Gallery沿いの建物は教会附属の学校King's School Ely。
ケンブリッジ同様に有名な合唱団King's School Ely Choir boysもこの敷地内の寮で生活しています。
しばらく塀のように建物が続く途中、アーチ型ゲートがあります。
このアーチをくぐって大聖堂+King's Schoolの敷地内を歩きます。
King's Schoolの図書館や食堂を過ぎて歩けば、大聖堂の後姿を眺めることが出来ます。
日中の気温は20度くらい。
初夏のような強い日差しを避けるように、木陰で午後のお昼寝をする牛達。
風もあるし、湿度も少ないので、日陰にいると涼しいくらい。
トトロのお話に出てきそうな緑のトンネルで、チョッとひとやすみ。。。U。・ェ・。U
King's schoolの敷地を抜けて Broad Streetを渡るとJubilee Gardenがあります。
このジュビリーガーデンは、
2005/2006 East Cambridgeshire Green Flag Awardを受賞した公園。
Elyという街の名の由来でもあるeel(うなぎ)のモザイクタイルのアートとか、小さなおこちゃま用の遊具とかがあり、緑豊かな広場は地元の家族連れで賑わっています。
これもウナギなの
アートというか。。。
ちょっと怖い。。。
Jubilee Gardenの突き当たりはThe River Great Ouse。
アングリア地方をゆったりと流れるこの川は、英国内で4番目に長い川。
川沿いの木陰のベンチで、上り下りの船の行き来を眺めます。
お散歩しているわんこも沢山。
今日はゴールデン、ラブラドール、フラットなどのリトリバー系が多かったです。
あとセッターとかジャックラッセルなども。。。
英国ではGun dog系が人気があるのでしょうか。
川沿いのパブのテラスでくつろぐゴールデンリトリバーの女の子。
テラス下の道にわんこが通ると、鼻を突き出して挨拶します。
個人所有のボートの間を観光用周遊クルーズ船も
走っています。
カラッと晴れた空の下、川面を渡る風に吹かれて、ボ〜っと川を眺めていた午後でした。
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