6月にしては肌寒い曇り空の下ですが、「犬と一緒に舟遊びをしよう!」ということで、今日はお友達のモーターボートに乗って川を下りながらピクニックに行くことになりました。
まずは本日一緒に行くお友達わんこエリーちゃんを迎えに行きます。
こちらが本日乗船するボートDabchick号。
(ダブチック=カイツブリ)
こちらはブログ2度目の登場エリーちゃん(3歳) 初登場は2月1日「ラブなのに」
別名 トビウオ・エリー
驚異のお鼻と抜群の泳力を持つイングリッシュスプリンガースパニエルのおきゃんな女の子。
水鳥を見つけると、冷たい水もなんのその、弾丸のように飛び込みます。
で、こちらが本日の船長さん。
キャプテン・エルフ
本日の同乗者はみな○年前のお嬢様方←みのもんた?
英国の年配女性はみな元気溌剌で勇ましいです。
行動力ある彼女達はとても頼もしい
サンドイッチに果物、ケーキやワイン、ウィスキーまで積み込んで、いざ出航
イーリーのカッターインの前のマリーナから出発して、今日はThe River Ouseをケンブリッジと反対方向へ進みます。
午後から晴れるという予報は当たりそうもないけれど、しっかり防寒してさぁ出発。
フェリックスは船尾で風に吹かれております。
いつもは岸辺から眺めている鳥達の姿だけれど、こうして川の中から彼らと同じ流れの中で見る景色は、今までとはひと味違ってとても新鮮です。
キャプテンはバードウォッチングが趣味なので、双眼鏡で飛ぶ鳥や遠くの鳥の名前を教えてくれるけれど、ちっとも覚えられない私。。。
あっ、これなら知ってる
あひる
お風呂の中のおもちゃみたい。。。
船上でくつろぐエリー嬢。
川面を渡る風が気持ちいい
一方こちらは船室の窓から景色を楽しむフェリックス。
キッチンには、おままごとのようなガスレンジがついています。
早速お湯を沸かしてフルーツケーキを切って、熱々ミルクティで第一回目のティータイム。
寒い屋外では熱い紅茶が一番!
水路の標識。
分かれ道、どっちに行こう?
目の前に広がる湿地帯は水鳥達のサンクチュアリー。
エリーちゃん、狩猟犬の血が騒ぎます
お願いだから、飛び込まないでね。。。
「エリーちゃん、何をそんなに熱心に見ているのぉ?」
「・・・」
「ねぇ、ねぇ、何が見えるのぉ?」
弾丸娘エリーちゃんと臆病者フェリックス、全然性格が違うけれど、仲良く並んで船旅を満喫しているようです。
リトルポートの村にやって来ました。
ナローボートやモーターボートで訪れる人の為に、岸辺には看板が立っています。
ここらでちょっと一休み。
上陸してピクニック・ランチに致しましょう。
対岸にはナローボートが停泊しています。
「すみませ〜ん、サンドイッチのおかわりとデザートのチェリー下さいな」
お腹いっぱいになったところで、エリーちゃんとフェリックスはそのまま陸に上がり食後のお散歩を楽しみました。
「じゃぁ、30分後に合流ね」
ということで、ボートは先へ進み私達は川沿いに土手をテクテクテク。。。。
ところが合流地点で待っていても、いっこうに姿を現さないダブチック号
どうしちゃったのかなぁこんなところに取り残されても、イーリーまで歩いて戻るなんて遠いし。。。
ポケットの中のチョコレートをエリーちゃんの飼い主さんと分けて、心細く待つこと一時間弱。。。
やっとボートが戻ってきました。
どうやら途中でエンジンが突然ストップして、全くかからなくなってしまったらしく、立ち往生していたのだとか。
たまたま通りかかった親切なボートに助けてもらい、原因である水草茂る場所から無事脱出できたそう。
あ〜良かったぁ。。。
私達の不安をなんとなく感じとっていたエリーちゃんとフェリックスも、ボートに戻るとホッとした様子。
安心したら、なんだか眠たくなってきた
ちょっとしたハプニングも冒険には良いスパイス
結局最後までお日様は顔を出さなかったけれど、フェリックスにとっては初めての舟遊び、とても楽しい一日でした。
でも臆病者のビビリ・フェリックスは桟橋とボートの間の溝が怖くて、乗り降りの度に腰が引けて「ヒィ〜ン、ヒィ〜ン」って鳴いてなかなかジャンプできませんでした。
結局乗り降りの度にみんなにお尻を持ち上げてもらって乗り込んで、エリーちゃんや見ている人に笑われた!、というお話は内緒。。。
←寒くてお天気が悪くても、全く気にせずアウトドアを楽しめるようになって来たから、そろそろイギリス気質を身に付けたかな?
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