バラをはじめ、沢山の花々が美しさを競いあうこの季節、ガーデニング王国イギリスでは、各地で自慢のお庭を一般公開しています。
ケンブリッジ北部から車で5分、自転車で20分のインピントンとヒストンという村では、16軒の家がオープンガーデンをしていました。
「今日はどちらからいらしたの?」
とお庭の美しさに感嘆している私に優しく声をかけてくれた老婦人。
「ケンブリッジです。素敵なお庭ですね」
と答えると、
「お花だけでなく、果樹や野菜も育てているの。新鮮で健康にいいのよ!」
との言葉に何気なく胸のシールを見るとGarden Ownerと書いてありました。
1800年から続くこの敷地の一角には、ビクトリア時代の屠殺小屋もあります。
(このバラのつたう小屋は屠殺小屋ではありません)
2軒目のおうちは、個人のお庭とは思えないほど広い敷地。
こちらのお庭ではお茶も楽しめます。
お庭には高貴な雰囲気を漂わせる猫ちゃんもいました。
2匹いるのが見えるかな?
なぜかフェリックスが気になるらしく、ずっと後ろからついて来ています。
フェリックスは犬、牛のみならず、猫にもストーカーされるのね。。。何故でしょ
ここのお庭の特徴は二つ。
ひとつはこの巨大なLondon Plane。
木陰は涼しく吹く風が心地よいです。
木漏れ日の下うとうと。。。
そしてもうひとつの特徴はこの湖。
自宅の庭に湖
かわいらしい小船がゆらゆら揺れています。
この湖はかつてSamuel Pepysのおじに当たるTalbot Pepysの館Impington Hallの一部だったとのこと。
色とりどりのお花にうっとり。。。
次のお庭は、かつてこの地域最大のジャム工場と果樹園だったChiver's一家の屋敷だったという家。
家の周囲を様々な種類のバラが取り囲んでいます。
迷路のようなお庭。
自宅の庭を散策するだけで哲学者になれそう。
お庭でアジリティの自主トレができるなんて、なんて贅沢なわんこでしょう。。。
こちらは自宅に風車のあるおうち。
このお庭ではPloughman's lunchとTeaも頂けます。
あまりの人気で私がたどり着いた時には既にランチは売り切れ
代わりにスコーンとキャロットケーキとミルクティを注文しました。
ランチを食べるよりカロリーが多くなったような。。。
どこからともなく近寄ってきた男の子。
家族と一緒にお茶をしていたのか、口の周りはチョコレートだらけ。。。
犬好きなのか、いきなり
なでなで
そして、
ハグハグ。。。
綺麗なお庭を堪能して、帰宅後自宅の庭の現実を見て、ふぅ。。。
ため息ひとつ
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