『北天使』Angel of the Northを通過して向かった先はイングランド北部の巡礼地であり、大学の街として有名なダーラムにやって来ました。

街の中央にあるダーラム大聖堂とダーラム城を川がまるでお堀のように取り囲んでいます。

ケム川よりずっと広いRiver Wearにかかった橋を渡って、丘の上にそびえる大聖堂を目指します。 

 ダーラム城。

お城と大聖堂が同じ丘の上に建っています。

このお城はダーラム大学のコレッジの一つUniversity College(Castle College)でもあります。

お城が学生寮だなんて、夢みたい

そんなダーラム大学ユニバーシティ（カースル）･コレッジの夢のような大学生活を覗いて見たい方は←をクリックしてみて！

 ダーラム城の正面にそびえ建つのがダーラム・カテドラル。

お城より教会の方が大きくて高い！！

 お城とカテドラルは、イギリス最初の世界遺産に選ばれた建物のひとつ。

時は１０９３年、１０６６年のノーマン人征服（ウィリアム征服王）により持ち込まれた大陸様式ロマネスク様式によって、着工から４０年かけて完成しました。 

「神をたたえる教会であり、同時にイングランドをスコットランドからの侵略から守るための要塞としての城 」

 というＳｉｒ　Ｗａｌｔｅｒ　Ｓｃｏｔｔの言葉に納得！！

 大きなカテドラルの中はＳｔ．Ｂｅｄｅなどイギリスの有名な聖人が眠っています。

この９００年、沢山の人が巡礼地としてこの地を訪れたことでしょう。

撮影禁止の大聖堂の横から外に出ると、そこは中庭を取り囲む回廊。

ところでこの回廊の景色、見覚えありますか？ 

 角度変えて見るとこんな感じ。

回廊の中はこんな風景。

今や世界中で有名なあの男の子が向こうから歩いてきそうな雰囲気でしょう？

誰だか分かったかな？ 

 正解は、ハリーポッター。

ここはハリーポッターの映画で、ホグワーツの学校の撮影に使われたロケ地の一つです。

クリスマスホリデーのスタートで真っ白の校舎のシーン、真っ白いふくろうヘドウィックが飛んでいるシーン。。。

小学校低学年くらいの男の子達が、

「わぁ、ここが魔女や魔法使い達が飛びまわっている学校だね！ダンブルドア、僕達ここにいるよぉ！」

「ハ〜イ、ハリー!会いに来たよぉ！」

ってはしゃいでいた姿がとても可愛かったです。 

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