もしも、「よかったらうちに来ない?」って言われて遊びに行ったらこんな大邸宅だった!
なんてことがあったら、さぞやびっくりするだろうなぁ。。。
と、まったくわが身に起こりえない想像をしては、一人ニヤニヤしながらお散歩しているのは、北ヨークにあるCastle Howard。
↑公式ホームページに飛びます。
ホワード城とでも申しましょうか。。。でもお城と言っても王様が住んでいるお城ではなく、ホワード伯爵様のお屋敷です。
(写真は全てクリックで拡大します。)
つまり貴族の館ね。
400年以上前、当時のホワード伯爵が自らの家を「城」と呼ばれるにふさわしい邸宅としてこの地に建築してから21世紀の現在に至るまで、代々ホワード家の一族が住んできました。
今でも個人の邸宅として、当主のサー・サイモン・ホワード伯爵(写真で見ると40歳後半くらいかなぁ)
とその奥様(30歳前半くらい?)と双子の男の子と女の子さんがお住いです。
各部屋や廊下などにはレンブラントなどの有名画家の絵画が飾られ、重厚な家具や調度品、現在もパーティーで使われているというアンティークのマイセンなどなど。。。
ため息の出るような空間です。
室内も屋敷内のチャペルもすばらしいけれど、広々とした庭園もすばらしい眺めです。
パリのベルサイユ宮殿を意識したような幾何学的なレイアウトのお庭。
庭園には、豪華な貴族の館の象徴とも言うべきくじゃくがお散歩しています。
「どう?僕って綺麗?」
と言わんばかりの自信たっぷりな後姿。
せっかくだから、羽を広げてくれないかなぁ。。。
「ヨッ!男前!」
と声をかけたくなるほどの美しさです。
敷地内には、6羽のピーコックの他にも色々な鳥がいました。
庭の池の鯉をながめている小鳥や。。。
カモの親子も。
孔雀を見た後だからよけいにそう思うのかも知れないけれど、鳥って、メスは本当に地味なのねぇ。。。
あまりに広い庭園なので、すべてを見ることはできないけれど、チョッと一回り歩きましょう。
あちこちにまだスイセンが残っています。
Castle Howardは個人の家として住んでいるだけでなく、個人の会社
として館を経営しています。
会議、ウエディング、屋外コンサートなどの色々なイベントも収入源。(7月にはロックバンドのミートローフがライブをするらしい)
林を抜けると突然遠くに橋が現れます。
遥か向こうにはギリシャ神殿を思わせるような建物。
お天気がよければ、一日中楽しめる場所です。
ピクニックもよし、館内のカフェでお茶と軽食を食べるもよし。
帰りには、お土産として、敷地内の農場で作った野菜を買うこともできます。
かつての貴族の生活を想像しながら、のんびりとすごした昼下がりでした。
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