フェリックスのお誕生日、日本にいたときは母犬のおうちに兄弟犬勢ぞろいでお誕生会をしていたけれど、イギリスに来てからはフェリックスだけのお誕生会。
チョッと寂しいので今回は友人を誘ってイーリーのティールームにお茶をしがてらお散歩に来ました。
今週のお散歩中、ケンブリッジのあちこちで咲く黄色や紫の藤の花を眺めていて、ふと「ピーコックスの藤も今が盛りかも!」と思ったから。。。
(写真は全てクリックで拡大します。)
澄み渡った青空にそびえ建つイーリーカテドラル。
1083年に建築が始まり、完成したのは1351年。1322年にメインの塔が壊れたものの、その部分を8角形の塔にしたとか。
『Fen(湿地帯)に浮かぶ船』と呼ばれるだけあって、相変わらず迫力があります。
8角形の塔
にぎやかな商店街を避けて、カテドラルの裏をお散歩します。
イーリーと言えばやっぱりうなぎ
Elyの語源は、今でも地元特産のうなぎ ”eel” +島という意味の”〜y”。
だから、『うなぎ島』!?
一応今日もイーリーカテドラルから水辺につづくジュビリー・ガーデンの巨大うなぎに挨拶をして行きましょう。
ジュビリー公園を抜けるとそこはマリーナ。
沢山のボートが停泊しています。
そしていつも木の下でたむろっているのがアヒルなどの水鳥たち。
目的地のティールーム『ピーコックス』
’Peackocs’に到着。
期待通り、藤の花が満開です。
毎年、英国ティー・ギルドの認定するエクセレント・ティールームに選ばれ、紅茶の種類の豊富さと美味しさはお墨付き。
しかも狭いながらもオーナーのおじさんが丹精込めて作るお庭も、美味しいお菓子やサンドイッチも、訪れる度に幸せな気分にさせてくれます。
看板の下のサインが、毎年送られるAwardのしるし。
こんな気持ちのいい青空の下なら、外でのお茶は至福のときです。
こちらはフルモンティ(Full Monty)こと完璧なアフタヌーン・ティのセット。
上段はハムサンド、たまごサンド、サーモンサンド。
二段目は好みのジャムとクロテッドクリームで頂くスコーン。(ジャムはグースベリーやイチゴやラズベリーなど選べます)
一番下はお好みのケーキ。本日はりんごとくるみのケーキを選びました。
沢山の種類の中から紅茶を選び、いただきまぁす
ポットのお茶は何回でもお湯を足してもらえるし、ミルクも足りなくなったら追加してもらえます。
「アレッ今日は僕のお誕生日のお茶会じゃなかったっけ?」
おっといけない
主役を忘れておりました。
フェリックスには持参のお皿にミルクを入れて、いちごとパンとチョッとだけクリームをあげました。
他のテーブルのお客様たちからも、「お誕生日おめでとう!」と祝ってもらい、沢山の人達にナデナデしてもらってフェリックスはとても嬉しそうでした。
こちらがオーナー。
とても気さくでかんじのいいおじさんです。
ピーコックスには今年14歳になるダルメシアンがいて、時々キッチンの窓の下から顔を出して外を眺めている姿がとってもキュートです。
閉店時間の5時。
お腹もいっぱいになったことだし、又ふたたびのんびりとお散歩しましょう。
寝床に帰るのか、あひるが道路を渡っています。
車が来てもまったく動じることなく、車の方が、じっと止まって待っています。
「チョットォ、ついてこないでよぉ!」
と威嚇されるフェリックス。
カヌーの練習を終えて戻って来たキングス・スクール・イーリーの生徒達。
すでに5時過ぎだけれど、まだまだ日は暮れそうにありません。
冬は最悪だけど、やっぱりイギリスの夏は大好き!
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