週末ケンブリッジから車で20分くらいのダックスフォードのインペリアル・ウォー・ミュージアム(Imperial War Museum Duxford)
に、エアショーを見に行ってきました。
(写真は全てクリックで拡大します。)
往年のスピットファイアーから、最新式の戦闘機に至るまで、普段は格納庫で展示されているだけの飛行機が、実際空を飛んでいる姿を見ると、その美しさや迫力に魅了されます。
写真はGrumman F8F Bearcat
第二次世界大戦でダムバスターとして活躍したランカスター。
ちょうど先週ピークディストで行われたダムバスターの記念飛行の中継をニュースで見たばかりでした。
これら戦争で使われた飛行機は、その勇姿をたたえるのではなく、あくまでも戦争で亡くなった方々への追悼と記憶から葬ってはいけないという思いを込めて「メモリアルフライト」と称していました。
お次は、飛行機が好きで、周囲の人々にフライトアテンダントになることを勧められた女の子が、
「私は飛行機の中で立ち働くよりも、飛行機の外で立っていたいわ!」
と言ってこの仕事をはじめました。。。。というアナウンスと共に現れた2機の飛行機。
エッ!?
飛行機の翼の上に人が乗っているの?
ひえ〜っ
微笑みながら余裕で手を振ってるし。。。
しかもキュートな女の子
ブルーピーターのチームによるアクロバット飛行+ウィングウォーキング。
普通なかなか地上でもできないのに、翼の上でアクロバットを始めました。
ついには、一機の飛行機(左)が逆さまになり、二機が縦に重なって二人の女の子が一人は逆立ち状態で空中で手をつなごうとしております。
よい子はマネをしないでね。。。ってことで、「彼らのサイン会はありません!」との注釈つきでした。
場内に放送されている解説のなかで、何度か耳にしたのは日本のゼロ戦。
敗戦国とはいえ、ゼロ戦はいまだに飛行機ファンの中では一目置かれている飛行機なのだなぁと実感しました。
写真は1990年代半ばまでパイロット達のトレーニングに使われたというChipmunkのペアとRapide
飛行機だけでなく、戦地での輸送物資や兵士を運ぶヘリコプターも登場。
Boing Vertol Chinook
フォークランド紛争からアフガニスタン、そしてイラク戦争まで25年間にわたり活躍していたとか。
そして爆音と共に現れたのが英国空軍の戦闘機タイフーン。(Eurofighter Tyhoon- 29 Squadron RAF)
マッハ2で飛ぶ戦闘機です。
あっという間に上昇したり急降下したり。。。写真を撮ったら逆さ状態でした。
戦闘機が実際目の前を飛んでいる状況には、いままで(幸いにも)遭遇したことが無かったので、その速さと音の大きさ、そしてキビキビと回転する動きの早さに驚きました。
兵器としての飛行機には命をかけて操縦するパイロットや攻撃される人々のことを思うと、胸が痛くなりますが、単にその飛ぶ姿の美しさと言う意味では飛行機の魅力を十分に味わった一日でした。
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