初夏のイギリスでよく見かけるのがこの花。

さわやかでほんのり甘い香りを漂わせるエルダーフラワーです。

家の周囲にも、お散歩の小道にも、沢山のエルダーフラワーの木（結構背の高い木です）があります。

先日訪れたケントウェルでも、この花を部屋の出入り口につるして、魔除けのようにしていたけれど、どうやらとても優れた効能のハーブのようです。

友人からエルダーフラワー・コーディアル（シロップ状の飲み物）のレシピをもらったので、花の咲いているこの時期にしか作ることができないということで、早速チャレンジ。

まずはエルダーフラワーのお花の部分を２０個用意。

なるべく空気のきれいそうな場所にある木から、チョキチョキ切ってきました。

フェリックスと一緒に、お散歩を兼ねての材料回収。

あっ、通りすがりの人が、じろじろ見てるっ！

大きなビニール袋にせっせと花をつんで歩くアジア人は、挙動不審に見えるのかも。。。

こんなに入れていいの？と思うほど大量のお砂糖を分量の熱湯に溶かして、更に分量のCitric acidも溶かした熱湯にお花を漬けます。

レモンも少し加えてこのまま待つこと24時間。

甘酸っぱくて、さわやかな香りのするエルダーフラワー・コーディアルの出来上がり。

エルダーフラワーについて調べたら、確かに「万能の薬箱」と呼ばれるだけのことはあって、色々な効能があるようです。

風邪の諸症状緩和、皮膚トラブルの予防、若返り、美肌、魔除け

24時間置いてお花を取り出して漉したものをビンに詰めました。

そのまま飲むには味が濃すぎるので、スパークリングウォーターで割って飲んだら、とっても美味！

一般にマスカット風味と表現されている通りの味と香り。

夜はラム酒を入れて飲んだら、またまた美味しい！

金木犀のお酒、桂花陳酒に似た感じで、大好きなテイストです。

これはちょっとしたマイブームになりそう。。。

そうだお花が咲いているうちに、もっとコーディアルを作ろう！！

ようし、そのためには沢山お散歩行くよぉ！　フェリックス

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