犬と暮らすイギリス ケンブリッジ。黒ラブフェリックスとママのケンブリッジ見聞録

May, 2009
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佐藤フェリックス

イギリスのケンブリッジに犬を連れてお引越し。ラブラドールのフェリックスは今日もママと一緒に徒歩&車で、いろんなものを見て聞いて体験しています。

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テート×2

Tower of LDN

ケンブリッジ大学インターナショナルサマースクールも中盤を迎えた第二週目。

 

今日はアートヒストリーの講師と共にロンドンのテートブリテン&テートモダンのエクスカーションツアーに出かけました。

 

道中は遠足気分!渋滞に巻き込まれた私たちのバスが、ロンドン塔の前でゆっくり走っていたので、写真を撮ってみました。

 

レクチャールームを飛び足して、普段スライドやパワーポイントを見ながら受ける授業とは違い、実物を見ながらの講義は興味深いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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まずはテートブリテン。

 

ゆっくり館内を歩いていると、突然疾風のごとく走り去るランナーが。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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おっと危ない!

みんなあわててよけています。

 

子供の頃から、「廊下は走らない!」って教えられているけれど、ましてや公の場である美術館の中を全速力で走るなんて!目を疑う光景です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 でも実はこれもアートなんですって!

 

作品番号850。

マーティン・クリード(Martin Creed)というイギリスのアーティストの作品です。

 

このアーティストは、2001年にターナー賞を受賞したこともあり、その受賞作品は「部屋の中で電気がついたり消えたりする作品」だったらしいし、ある作品なんか「女の子が嘔吐する姿」っていうから、かなり風変わりなアーティストかも。。。

 

美術館というフレームの中で、疾走するランナー。

死=静 ならば 動=生。

 

以前カタコンベを訪れた作者が、カタコンベの閉館5分前に駆け足で観光したとき、「”修道士たちの遺骸の周りを駆け足でまわる自分”を”死者の周りを忙しく走り回る生者”だと気づいたことがヒントになった」のだとか。

 

鑑賞している私たちも、その芸術作品の中に含まれていて、しかも瞬間にして消えては現れる芸術(ランナーは4人いて、30秒ごとに現れては消えていきます。)

う〜ん、モダンアートって観念的なのねぇ。。。

 

ちなみにこの展示は7月1日〜11月16日までの限定展示です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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午後にはテートモダンに移動。

 

テムス川沿いのこの美術館は、もともと発電所だったもの。

設計者は、ケンブリッジ大学の図書館も手がけています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いい景色を見ながら食事ができると評判の7階のレストランに上がってランチをしようと思ったけれど、混雑していて断念。。。

 

ランチは次回までお預けにして、写真だけパチリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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美術館内はどこも込んでいたので、近くのカフェでランチ。

 

講師の先生の解説で、今までとは違うアートの鑑賞の仕方や目のつけ所を学んだので、次はゆっくり一人で来ましょ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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この記事への返信
走るアートなんて、初めてききました。

レストラン残念でしたね。評判がいいらしい。なんでも、眺めがすばらしいって。この次の楽しみですね。
Posted by コム@LDN | 06:47:26, Jul 20, 2008
「はぁ〜!!」と衝撃な作品ですねー!!
でも、かなり説明がないと理解できない作品だと思いました
^_^;
自分だけで楽しむ芸術は、自分だけの価値観で見ていいと思うけれど、専門的に勉強するとなると違ってくるんですよね
ランナーの作者と話をしたら面白いでしょうね〜!
最近、アニメ関連の絵画が高値をつけてるとかいいますが…私はそちらはニガテです(あ、宮崎駿さんの作品は別ですが)ルノワール、モネ、マネが好きです

「女の子が嘔吐する姿」とは!題名見ただけで気分悪くなりそうな予感がします(+_+)
Posted by HARUママ♪ | 08:06:43, Jul 20, 2008
コム@LDN様
テートモダンのレストランは絶対再チャレンジしたいです。

クリードの作品、かなり???ですよねぇ。。。
アートって奥が深いです。(^^)
Posted by フェリママ | 06:53:05, Jul 21, 2008
HARUママ♪様
HARUママさんは印象派がお好きなのですね?
テートブリテンにもモネの睡蓮がありましたよ。
モネの解説で、彼の日本主義(ジャポニスム)についても説明を受けました。
ヨーロッパの画家が「日本の美」を形にしてくれたことが、日本人として誇らしく思いました。
Posted by フェリママ | 07:28:34, Jul 21, 2008
いかがですか?
サマースクールいろんな体験ができ羨ましい限りです。
私も日本ですが、大学の講義みたいなものに参加したことあります。
なんか大学のころに戻ったみたいで少しわくわくしたこと覚えてます。
近頃はワンコのしつけ教室だけですが・・・・・(笑)
イギリスの建物って皆素敵ですね。やっぱり日本とは全く違いますね。(憧れ)
Posted by Loveママ | 10:31:16, Jul 21, 2008


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