週末、フェリックスを連れての小旅行。
ここはノースヨークシャームーア鉄道の発着駅、ピッカリング(Pickering)
どうやらこの週末はイベントらしく、ホームは大変込み合っています。
ホームの左右で雰囲気が違うのが分かるかな?(今回の写真は全てクリックで拡大します。)
右のホームに注目すると。。。
分かった?
右のホームの人々は、みな第二次世界大戦当時の服装をしているのです。
War time weekendというイベントで、参加者は当時のコスチュームで第二次世界大戦中の街を再現します。
毛皮にネット付き帽子とスーツの女性、軍服の男性など、65年前にタイムスリップ。
皮の旅行かばんやキツネの毛皮のショールなど小物や髪型まで、細かい部分まで再現しています。
そして手前のネイビーガール達の後姿を見てもわかるように、仮装している女性のほとんどが、後ろにシームの入った昔風のストッキングをはいているという念の入れよう。
撮影に応じるエレガントな女性。
カメラにポーズするアメリカ海軍(US Navy)のユニフォーム姿の女性。
第二次世界大戦当時、アメリカではナース以外に女性も入隊していたのですね。
駅の前には当時のクラシックカーが沢山並んでいます。
ピカピカの車たちは、イベントに華やかさをそえています。
その後ろはBBCの取材車。
BBCの取材中。
街の中も当時の服装をした人々で溢れています。
市中警戒中の兵士
戦時中のジープを誇らしげに説明する男性。
仲良く全員で仮装して、このイベントに参加しているご家族。
迷子札に首から提げた四角い箱。
疎開する当時の子供の姿が、ナルニア国物語の'The Lion, The Witch, and The Wardrobe' 「ライオンと魔女」のルーシー達の姿と重なります。
こちらは当時の八百屋さんの車。
野菜は当時の値段が付いています。
パブから出てきた兵士達。
英国の同盟国だったアメリカのGIになりきっています。
ヒットラー率いるドイツに手痛い攻撃を受けていた英国人にとっては、当時のアメリカは心強い助っ人だったのでしょうね。
BBCサイトで彼らを発見→
当時の服装で演奏していたハイランドバンドの一行が、マーチングドラムのリズムと共に行進して行きます。
再び駅に戻ると、まさに汽車が出発するところです。
個室の客室にはナースと指揮官らしき扮装のご一行様。
快く撮影に応じてくださいました。
でもガラスにホームの人々が映ってる。。。
貫禄を感じるおしゃれな駅長さん。
客車に連結する機関車。
石炭の匂いと大きな音。。。
力強さと迫力に圧倒されます。
出発進行
向かうは海辺の港町、Whitby(ウィットビー)です。
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