ケンブリッジから車で40分くらいにあるカントリーハウス、オードリー・エンド・ハウスのお庭をお散歩してきました。
今週末は、敷地内に大きなテントを張り、毎年恒例の「クリスマス ギフト&クラフト展示即売会」をしています。
(画像はクリックで拡大します。)
もともとはローマン・カトリックのベネディクト会の修道院だったそうですが、当時ローマ教皇と決裂したヘンリー8世が修道院を追放して敷地を取り上げ、サー・トーマス・オードリーに与えたのだそう。
そして後に初代サッフォーク伯のトーマス・ハワード伯、競馬好きだった王チャールズ2世(ニューマーケット競馬場が近いから定宿として好都合だった?)など、多くの人々の手に渡り、ビクトリア時代以降ほぼ現在の姿になったのだとか。
日本でも現在公開中の「ブーリン家の姉妹」のキーパーソン、ヘンリー8世。
王の離婚劇はこんなイギリスの郊外の館の運命まで変えていたのね。。。
王が離婚していなければ、今もここは修道院か教会だったりして?!
今日はとてもいいお天気。
でも気温は低くて、かなりの強風です。
そんな中、館の門の上に立つライオンは、立派なたてがみとしっぽを風になびかせ、まるで冷たい風に立ち向かって行くかのよう。
さすが百獣の王身じろぎもせず力強いわ!
(石像だもの、当たり前か。。。)
一方フェリックスときたら、耳はひらひら、体はゆらゆら。。。
舞い上がる木の葉と共に、思いっきり風に負けてます。
ぷっ。箱入り息子の君らしいよ。
気を取り直して館の正面入り口にやってきました。
現在はイングリッシュヘリテージが管理しており、かつて一番広かった時の3分の1のサイズらしいです。
それでも充分広いけど。。。
夏にはお庭も綺麗だし、野外コンサートや各種イベントも開催されますが、冬場の11月から3月はイベントのある週末以外閉館します。
クリスマスクラフト展は今週末のみ。
来週末11月29日から12月14日は、クリスマスのイベントを開催するので、再び週末のみ開館します。
今日はフェリックスのお散歩のために来たから館の中には入りませんが、クリスマスのイベント中にまた来ようっと
フェリックスだけでなく、私も北風に耳をひきちぎられそうなくらい寒かったけれど、澄み渡る青空が気持ちよいお散歩でした。
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