実質一週間の短い一時帰国を終え、無事ケンブリッジに戻って参りました。
ドッグシッターさんのおうちでお留守番していたフェリックスもこの通り、毛色もつややかに元気そう。
おりこうにお留守番できたよい子には、特別なお土産を!。。。と思い持って帰ってきたのは、小さなタオル。
人間にとっては一見ただのタオルなんだけど、犬のフェリックスにとっては特別なはず。
なぜなら、そのタオルは「特別な匂い付きタオル」だから
その特別な匂いが何の匂いかというと。。。
じゃぁ〜ん
フェリックスのお母さんパリス(中央黒ラブ)とフェリックスのすぐ下の弟ジーク(左イエロー)と、さらに血は繋がっていないけど姉貴分のフェリス(右チョコラブ)以上3頭の匂い。
実は私が日本を発つ前夜、フェリックスの実家のご夫婦が、わざわざ自宅までわんズを連れて遊びに来てくださったのです。
そうだ、彼らの匂いをタオルにつけて、フェリックスへのお土産にしようと思いつき、わんズの顔やよだれや体を拭きまくり、匂いを採取
フェリたん、お土産だよ!
さぁどうぞ
匂いが飛ばないように、念のためサランラップ二重巻きにしてスーツケースに入れてきたんだけど、どう?匂い残ってる?
一心不乱に匂いを嗅ぐフェリックス。
尻尾のブレ具合から、どれほど尻尾をブンブン振り回しているかわかるでしょ?
すごい鼻の勢いに負けて、フェリ兄はタオルを奪われております。
ちゃんとしっかり持っていてあげるから、思いっきりかいでね♪
タオルを嗅いでは後ろを振り返り、鼻をピクピクさせて風の中に漂う匂いを必死で探しているみたい。
右へ左へ、首の筋が延びるんじゃないかと思うほど何度も何度も振り返り、匂いを探し求めるフェリックス。
ママたん。。。
ジークたん。。。
フェリス姉さん。。。
しゅん。。。
フェリックスは、キュ〜ン
って小さく鳴いてから、お庭の芝生に鼻をこすりつけて手がかりのにおいを探そうとしていました。
そして敷地の中には匂いがないとあきらめたのか、垣根の向こうをじっと見つめるフェリックス。
ごめんね、フェリ。。。
ちょっとしたいたずら心で、懐かしい匂いをお土産にしたら喜ぶかな?って思ったんだけど、優しいママや仲良しのジークやフェリスを思い出して、かえって寂しい気持ちにさせちゃったんだね。。。
犬は兄弟犬や母犬を覚えていない!と言うけれど、渡英して3年経ってもこんなに敏感に反応するフェリックスを見ていると、犬だって親兄弟の絆は強いんだって思い、なんだか私もしょんぼり。。。
そりゃ会いたいよねぇ。。。日本に帰ったら、まず真っ先に会いに連れて行ってあげるからね。
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