午後7時過ぎの成田行きJALに乗るため、ケンブリッジを2時過ぎに出発し、4時半にはヒースロー空港に到着しました。
カウンターでスーツケースを預け、更にフェリックスの重さ+クレートの重さを量って料金を払いました。
英国入国の際は貨物扱いなので、体積と重量とに料金がかかり、更に「生きている貨物」という理由から×1.5という法外な料金の上に、「万が一最悪の事態もありえることを理解しています」というような内容の書類にサインしなければなりませんでしたが、帰国に際してはフェリックスは単純に私のスーツケースと同様の扱いです。
なので、重さに比例する超過料金をカウンターにてカードで払えます。
必要書類にサインしたら、出発一時間半まで飼い主と自由に歩き回れます。
おトイレを済ませたり、夕食と水を与えたりしながら、空港の中や外をウロウロ歩いてリラックスさせました。
セレブが人目を避けて秘密裏に搭乗するような地下通路を通って、クレートのセキュリティーチェックを受けます。
本当は写真右上のベルトコンベアーで運びながらセキュリティーチェックの検査を受けるのだけれど、フェリックスのクレートが大きすぎて通過できず、やむなく係りのおじさんが手動でチェック。
フェリックスの体もチェックしてクレートに入れました。
ここから先はしばしのお別れ。
次に会えるのは日本到着時です。
英国に入国時は3時間前に貨物室に積み込まれていたフェリックスですが、出国時は、私たちと別れたこの場所からさらに別のお部屋に連れて行かれてそこで待機し、出発のギリギリ30分前まで自由の身だそうです。ホッ
フェリックスがんばれぇ〜
12時間のフライトの後、私たちのスーツケスより早く貨物室から出してもらったフェリックス。
とはいえ、動物検疫を受けて(マイクロチップによる個体確認)と書類作成を終えて空港建物から出るまでは、クレートから出すことは出来ないとのこと。
再会の喜びのあまり、フェリックスはクレートの中で尻尾を振りまくるので、台車ごと動いています。。。
バゲージクレームのある1階から3階の出発ロビーを経て6階の動物検疫の事務所に移動。
検査を終えて無事外に出たフェリックス。
クレートにつけていた水は飲まなかったようですが、さすがに緊張がほぐれたのか食事と水を補給してホッとした様子です。
今回の旅のお供は、くまこ二世。
初代くまこよりもかなり小ぶりですが、立派に旅のお供の勤めを果たしてくれました。
クレートを乗せた台車が乗れるエレベーターがなかなか見つからなかったので、3階の出発ロビーから車に乗せました。
成田から神戸まで3回の休憩をしながら、フェリパパと交代しながら約9時間のドライブの末、自宅に到着したのは木曜日の午前2時でした。
火曜日の午後ケンブリッジの自宅を出てから28時間の旅。
おかげさまで無事自宅に帰ることが出来ました。
日本の犬友の皆様、フェリックスとまた遊んでね。
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