犬と暮らすイギリス ケンブリッジ。黒ラブフェリックスとママのケンブリッジ見聞録

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佐藤フェリックス

イギリスのケンブリッジに犬を連れてお引越し。ラブラドールのフェリックスは今日もママと一緒に徒歩&車で、いろんなものを見て聞いて体験しています。

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Dec 30, 2006
フェリックスと行くコッツウォルズ地方の旅

with the Christmas tree

 

 

街では50〜70パーセントオフの激安クリスマスセールが始まる中、フェリックスを連れての初めての国内旅行・・・

コッツウォルズ地方に行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

black sheep

 

コッツウォルズといえばAD47年ローマ人がやってきて道路と街を建設して以来、押し寄せる工業化近代化という時代の波に飲み込まれることなく、昔ながらの羊毛産業で生き抜いてきた街々。

 

Snowshill 看板

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SNOWSHILL

の村入り口

 

 

 

 

 

 

Snowshill Arms

 

 

 

 

 

 

 

村の居酒屋さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その変わらぬ英国らしいかわいい村達に訪れる沢山の英国人が恋に落ちます。

そしてそれらを保存する努力も惜しみません。

 

 

 

Dec 27, 2006
英国の道路標識

お年寄り多し要注意看板

 

日本では見かけない道路標識。

 

「注意!お年寄り多し!」

 

Hump

「(道路にこぶこぶ有り!)」の標識

 

Humpは住宅地の道路などで、スピードを落とさせるためにあるボコボコのこぶ。

 

さて、世界でも上位の長寿の国日本。

たしかに日本のお年よりもお元気だけれど、

英国のお年寄りのパワーは更に上をいっていると思います。

 

80歳のおばあさんだって自転車で

お買い物に出かけているし!・・・

 

もちろん現役ドライバーでもあります。

 

杖をつきながら歩くお年寄り、電動車いす颯爽と乗りこなしてショッピングに、美容院に・・・とにかく活発!

 

知人の80代の女性は毎日自転車に乗ってあちこちに出かけて行きます。

 

スイミング、社交ダンス、”第三世代の為の大学講座”で数学を学び、ボランティア活動・・・と本当に毎日充実して忙しそう!

 

第三世代って何?と聞いたら、第一世代は現役学生の子供たち、

第二世代は社会人や子育て中や子育てをひと段落した人達、

第三世代はリタイヤした祖父母世代、なのだそうです。

 

最近未亡人になってしまった先ほどの彼女、

「悲しんでいる暇は無いわ!

だって主人が丹精に育てていた庭の野菜や草花たちのお世話をしなければいけないし、困っている人達のためにもまだまだ働きたいし!」

「きっと天国の主人は泣いている私なんて好きじゃないと思うの・・・

こうして毎日元気で頑張っている私を、Well done!って褒めてくれてるはずよ!」

って、ブルーの美しい瞳を少女のようにキラキラ輝かせ、

でも涙をうっすら浮かべながら、優しく笑って話してくれました。

 

彼女は私の老後の理想像!

彼女みたいに明るく向上心豊かで、優しくて強いお年寄りになりたいな・・・

 

 

 

Dec 25, 2006
Merry Christmas from Felix

1167054574590949.jpg時差があるから日本はもうすぐ26日なんだろうな・・・

でもここではクリスマスシーズンは

25日から数えて12日間

だからクリスマス気分はまだまだ続くよ!

Merry Christmas from Cambridge

  Merry Christmas!

 

Felix & the candy cane

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Felix & the stocking

 

 

 

 

良い子のクリスマス

 

フェリックスのクリスマスプレゼントは

特大キャンディーケーン

      

ワン用お菓子の詰め合わせ

 

 

 

 

 

 

 

Dog Christmas stocking

 

 

Pets at homeの

Luxury Dog Stocking

 

日本でクリスマスのお菓子が入っているのはブーツだけど・・・

 

 

バニラチョコ風味のお菓子

ミニボーン

クッキー

ガム×2

クリスマスクラッカー型ぴーぴーおもちゃ

 

 

 chewing 1

 

 

 

 

 

夢中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

chewing 2

 

 

 

 

 

って言うか

必死

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かれこれ2時間くらい格闘しているけれど・・・

絶対あごがだる〜くなってきているはず!

 

 

 

 

 

おまけ 1

ケム川に停泊中のボートもクリスマスデコレーション

 

narrow boat Christmas

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがに日本の14度には及ばないけれど、昼間は7度くらいのマイルドなクリスマスです。

こういう場合warm ではなく mildという表現が正解らしい・・・

 

 

おまけ 2

毎年クリスマス恒例のクィーンズスピーチ

今年は Pod cast ダウンロードできるらしい。

クイーンも孫達と同様ご自分専用 i pod をお持ちだとか。

 

Queen’s Christmas message

英国時間25日午後3時からBBCテレビ&ラジオ&ウェブにて放送。

日本時間なら25日深夜24時(26日午前0時)

2006年は薄緑色のスーツで登場され、世代間のコミュニケーションについても語られるらしいです・・・まさに本物クィーンズイングリッシュを聞きたい方は

Check it out!

http://www.royal.gov.uk/output/Page1.asp

 

http://news.bbc.co.uk/nolavconsole/ukfs_news/hi/bb_rm_fs.stm?nbram=1&bbram=1&nbwm=1&bbwm=1&news=1&nol_storyid=6200187

 

25日 ハリー王子 は、所属する軍の勤務の為ウィンザーにおり、

クィーンと他のロイヤルファミリーの滞在するSandringham ではクリスマスを過ごさない。

ウィリアム王子との結婚を噂される Kate嬢 はQueenから

 

26日のBoxing Day にSandrigaham にて過ごさないか?」

 

という招待を辞退し、

彼女の家族とスコットランドでクリスマスを過ごしているらしい。

 

そこへ新年 ウィリアム王子が合流するのでは?・・・というもっぱらの評判

 

 

http://news.bbc.co.uk/nolavconsole/ukfs_news/hi/bb_rm_fs.stm?news=1&bbram=1&bbwm=1&nbram=1&nbwm=1&nol_storyid=6208551

 

Dec 23, 2006
ジェイミー・オリバーの実家

看板最近日本でも人気の英国若手料理人、ジェイミー・オリバーhttp://www.jamieoliver.com/の実家The Cricketersに行きました。(レストラン&バー&お宿)http://www.design-digerati.com/the_cricketers/index.htm

Essexというケンブリッジの隣の地域にあります。(先日のオードリーエンドハウスも近く。)

家から車で45分くらいの距離です。

 

深い霧の中を対向車が来たらどうしよう?というくらい狭い田舎道を走ることしばし・・・やっと看板を見つけました。

 

 

The Cricketers 外観

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1976年に開業して以来お料理の評判は高く、ミシュランAAGood Pub Guideなどにも紹介されて、

Essex Pub of the Year”に選ばれるほど。

最近は息子のジェイミー・オリバーが英国内のみならず世界的に有名になり、The Cricketerの知名度もさらに上がった様子。

ジェイミーはこのPub(Public Inn)でオーナーである両親のもと8歳から料理を学んだとか。

外見は普通っぽいけれど、中はどんな感じかな?

The Cricketers 入り口ホール

 

入り口ホール

壁にはジェイミーの記事や少年の頃の写真が展示してあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Jamie 記事

 

The Cricketers Bar area

 

 

 

 

 

バーエリア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

The Cricketers Bar area2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

建物は16世紀の酒場だったそうです。

昔の建物らしい低い天井とBeamed Ceilng(木のハリがむき出しの壁や天井)が素敵。

The Cricketes restaurant

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

馬具が沢山飾られています。

 

 

 

 

 

 

 

テーブルセッティング

 

テーブルはクリスマスのセッティング。

 

クリスマス休暇直前だからか、会社の同僚らしき団体さんが何組かランチをしていました。

日本で言うところの仕事納め?忘年会?

 

恒例のクリスマスクラッカーをパンッ!

中から出てきた紙の帽子をかぶってジョークを読み上げます。

 

 

本日のランチで私達が頂いたものは・・・

king scallop

 

 

前菜

ほたて貝とスライスポテトのパンフライ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

king prawn

 

前菜

海老とアボガド

オレンジがアクセントのサラダ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前菜ターキー

 

 

 

 

前菜

チキンのレバーパテ

自家製パン添え

クランベリー&シトラスソース

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キジのベーコン包み

 

 

メイン

キジのベーコン包み(キジのお肉の中にさらにキジの足のお肉の詰め物)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メインターキー&ソーセージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メイン

ターキー

ターキーの下に隠れているのは英国版ソーセージの中身

(日本のソーセージとは全く異なります。) 

 

 

ターキーには付き物のクランベリーソースもお好みでクランベリーソース
 
 

 

halibutおひょう

 

 

メイン

Halibut(おひょう)

ドライトマトソース

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

付け合せ野菜

 

それぞれのメインに別盛りでサーブされる付け合せ野菜。

にんじんはマッシュポテトのようなリッチでクリーミーな味わい。

スプラウトも柔らか過ぎずにゆがかれていました。

 

 

メレンゲアングレース

 

デザート

メレンゲとアングレーズのスイスロール風

パッションフルーツソース

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラウニーチョコレートソース

 

 

 

デザート

ブラウニーのチョコレートソースかけ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フルーツ

 

デザート

フルーツコンポート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

広告

 

ジェイミーの新刊本(サイン入りで売り上げの一部はチャリティへ)

その他今まで出版したジェイミーのお料理の本もディスカウント価格で購入できるとのこと。

 

私は今までジェイミープロデュースの食器や調理器具は持っていたけれど、レシピは番組を見ながらメモするだけだったので、この際買ってみることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

表紙

サイン
 
見た目も美しく量もほどほどで、大変美味しかったです。
英国料理だって決して捨てたもんじゃありません。
 
The Cricketers の内外をバーチャルで360度見ることができます。
写真から推測して私達がどこの席だったかわかるかも!?
 
霧のクリスマス

thick fog

 

先週から気温が急激に下がり、

日中でも0度前後。

先月まで暖かかったせいで、先週後半から霧が発生しやすいです。

 

しかもこの2〜3日は特にひどく、100メートル先も見えないくらい。

 

ただでさえクリスマス前で混む道路が、霧のためさらに渋滞。

 

事故も発生して救助に駆けつけたクレーン車がさらに事故って大混乱という話も聞きました。

 

 

 

 

                       

foggy winter 22 Dec午後3時25分でこの暗さ

 

felix in the fog

 

 

 

 

 

 

ブログのタイトル

と同じ場所なのに

ゴールポストも周囲の家も見えません。

 

 

 

 

 

 

 

 

spooky

 

 

 

教会裏の墓地

こうして写真にするとSpookyかな?

この先に公園があります。

 

 

こちらの人にとってのクリスマスは、普段離れて暮らす家族が一堂に集まる大切な休暇。

日本の年末の帰省と同じ感覚です。

 

なのにこの濃い霧の影響でヒースローは今朝の時点で国内線全便キャンセル。

 

ヒースローから英国各地に帰省する人、英国外から帰ってきて国内線に乗り換えようとする人、ヒースローからクリスマスホリデーの為に旅行に行こうとする人・・・などなど、何万人という人々が足止めを食らってしまいました。

 

1997年の濃い霧による被害以来の悲惨なクリスマスホリデーの幕開けとなりました。

英国北部以外今週いっぱいこの霧が停滞するらしいですが、こんな時は天気予報が外れて欲しいと願うばかり・・・

 

 

 

Dec 22, 2006
公園に馬車!?

m1166782806316032.jpgフェリックスと散歩をしていたらいきなり馬車が2台入ってきた!

フェリも私も目が点!・・

なんで公園に馬車が走っているの?

どうやら馬達も運動がてらお散歩しているらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

すごいスピード! 

 

m1166782880345944.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑の芝が白くなっているのは、一日中溶けない霜です。

 

 

m1166791591688707.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

m1166783154214285.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼の2時でも気温はマイナス2度!

Dec 20, 2006
ナショナルトラストWimpole その2

Victorian lady

 

この日タイムスリップした1843年クリスマス、当時この館の主人4代目ハードウィック伯爵のゲストとして滞在していたのは

ヴィクトリア女王王子アルバート 

 

伯爵は当時ヴィクトリア女王の侍従を勤めていた。

 

 

このヴィクトリア時代の始まりが、現在のクリスマスのお祝いの始まり

 

最初のクリスマスカードもこの1843年始まり、ジョージ3世が18世紀にウィンザー城に最初にクリスマスツリーを飾ったものの定着せず、その後現在のようにツリーを飾るきっかけになったのは1841年アルバート王子がドイツのクリスマスツリーをこの国に紹介してから流行となった。

 写真の女性は「時代考証にあっていないからね!」とめがねをはずしてポーズをとってくれた(^^)

 

馬車2

 

 

 

この日Stable(厩舎)ではクリスマス恒例のミンツパイ、モルドワイン、焼き栗などを売っている。

売り子さんもみなヴィクトリアンのコスチュームを着ている。

 

Stable→館→農場→Stable、と馬車で回ることも出来る。

御者もヴィクトリア調。

 

 

 

 

 

 

 馬車

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Wimpole graden1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

館内は撮影禁止なので、写真で紹介できず残念ですが、

階段、暖炉、メインダイニングのテーブルセッティング、といたるところに美しいクリスマスデコレーションがありました。

 

当時のツリーは1本ではなく館のあちこちの部屋に置かれ、小さな人形におい袋(ラベンダーなど)キャンディースティックなどで飾られていたのだそう。

 

美しく飾られた暖炉の中Yule Log というクリスマスイブにたく大きなまきが置かれています。

このまきはクリスマスシーズンの12日間(24日〜1月4日)ずっと火を絶やさず燃やされ、途中で火が消えると翌年はbad luckと考えられていたそうです。

Wimpole garden2 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時のクリスマスディナーのテーブルの中央にはハーブやワインで味付けされたイノシシの頭が飾られていました。

その中にはトリュフ、うさぎ、チキンかうずらの詰め物がしてあります。

下層の家庭はビーフガチョウ

どんなに貧しい家庭でも、ガチョウは入手できたのだとか。

七面鳥1880年代になってからロースト白鳥の後釜として登場する。

領地内の鳥やイノシシなどを自分達で猟をして取って食べるでしょう・・・

 

Wimpole garden3

 

 

 

 

遥か向こうに農場がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

農場以外のエリアにも沢山の羊達が草を食む。

 

sheep eating

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとなく顔はゴールデンリトリバーにも似ているような・・・

 

sheep looking at

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Dec 19, 2006
ナショナルトラスト Wimpole その1

Winpole Hall

 

17日の日曜日ナショナルトラストの管理する荘園Wimpole に行ってきました。

この日が最終日の展示テーマはヴィクトリア時代のクリスマス飾り

 

stable wreath

 

 

Wimpoleの エステート内には、Stableや農場、ホール(お屋敷)、お庭などの昔のままの姿で保存されている敷地のほかにレストランもあり、結婚式パーティーも可能です。

Stable 鹿

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴィクトリア時代にタイムスリップした今日は、

全てが1843年を再現しています。

stableの柱 には大きなリースの飾り。

 

 

 

                                                                stableの屋根の上の鹿

                          

 

 

 

stable women's talk
 
当時の衣装を身に付けて、絵画のような女性達。
 
 
 

 

Dec 18, 2006
Pride and Prejudice &Privilege?

Ely term end 1

 

 

イーリー大聖堂前

 

Ely term end 2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週の金曜日の正午。イーリー大聖堂の近くにある学校の終業式風景。

 

King's school Elyは5歳〜18歳までの一貫教育の学校。

13歳以上インターナショナル部門もあります。

 

この日は学校の終業式。クリスマス前なのでイーリー大聖堂内にてクリスマスサービスが行われました。

 

イーリー大聖堂は英国教会なのでカトリック教会のようなミサではなく、歌と聖書の朗読という形式で1時間ほどの式典です。

 

美しい聖歌隊の歌声とオルガンと管弦楽・・・

大きな聖堂内に小さな天使達が羽ばたいているような、汚れ無き澄んだ空気で満たされました。

 

聖歌と交互に読み進まれるキリストが誕生するでの物語の朗読は、Year 2(日本だと小学1年生)の生徒からYear 8,Y10,Y11, Y13と進み、そして最後の校長先生の朗読直前の生徒最後の朗読はHead of School生徒代表最高学年にして学業&態度優秀な生徒の朗読です。

 

学業優秀者はマントを、寮の監督生は黒地にいマントを羽織っています。

寮の監督生といえば、ハリーポッターの物語の中ではハーマイオニ−とロンが選ばれてバッジか何かを着用していたはず。

 

日本では運動会さえも順位をつけると不公平!という考え方で生徒を均一視しようとする傾向がありますが、少なくともこの学校では能力のある子供は特権やそれ相当の賞賛を与えられるべきという方針なのだたと思います。

 

選ばれた子供と親は誇りに思っているし、そうでない生徒達は尊敬と憧れをもって彼らの後を追う。・・・それは別に不公平なことではないと思いました。

 

 

ところで、イーリーカテドラルは最近女子の聖歌隊を採用したことで、「聖歌隊=男子!」という伝統を破ったことでニュースになりました。

しかし、女子の聖歌隊の歌声と男子の聖歌隊、あなたは男女の区別がつきますか?・・・という聞き比べサイトがあるので、よろしければどうぞ!

 

 http://news.bbc.co.uk/nolavconsole/ukfs_news/hi/bb_rm_fs.stm?news=1&bbram=1&bbwm=1&nol_storyid=6150506

 

 

 

 

 

 

 

Dec 16, 2006
虫たちのおうち

old willowケム川のほとりや野原には沢山の古木が立っている。

 

このold willowもかつては美しい柳の木として、人々や鳥達を楽しませていたのだろう。

今は木としての寿命は終わったけれど、沢山の虫たちの居心地のよい住み家になっている。

 

天気予報によると、今日明日は久しぶりに”Dry & Sunny”らしい。

夕方4時には暗くなるから、日が暮れないうちにこのお天気の恩恵にあずからないと!・・・

Dec 15, 2006
先日の行方不明者の捜査結果

12月5日のブログに書いた行方不明者(今年ケンブリッジ大学を卒業して大学の図書館に勤務していた男性らしい)の捜索のその後ですが・・・

 

本日のCambridge Evening News(新聞)によると〜・〜・〜・〜・〜・〜

残念ながら先週の今日ジーザスロックで遺体で発見され、検死の結果死因は心臓発作によるものと判明。

「事件性は無く、本人が酔って足を滑らせたのか、冷たいケム川に落ちて心臓発作を起こしたのであろう」

というのが警察のコメント。

 

23日には帰省の為の切符も用意されていたとのこと・・・

一時は川の水を干上げての大捜査でいたが、とても残念な結果となりました。

明日追悼ミサが地元で行われ、後日ケンブリッジ大学でも追悼行事が行われるとのことでした。

 

あと最近ニュースになっているのは、先日もブログでSuffolk pinkについて書いたあのSuffolk のIpswichで起きた連続殺人事件。

5人の若い女性がたった10日の間に殺されているので、警察は連日記者会見を開き情報提供を呼びかけています。

 

自分の身の安全は自分で守らないと・・・と感じる今日この頃。

 

Dec 14, 2006
トナカイに会いに・・・

reindeer1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トナカイは英語でreindeer。(初めてこの単語を聞いた私は雨鹿?と思った・・・)

 

 普段はスコットランドのトナカイ農場で過ごしているトナカイ達。

この時期各地のイベントに引っ張りだこのようです。

6頭くらいを1チームにして2週間交代でイベントに参加します。 

「スコットランドから、どうやって運んできたの?」

と飼育係りのお姉さんに質問したら、

「もちろん、そりを引きながら空を飛んできたのよ!」

とウインクされました。

 

reindeer2

         トナカイの性格は大変おとなしく、コケが主食だそうです。

         一年に1頭の赤ちゃんを産みます。

         産毛のようなふわふわの綿毛で囲まれた角は、毎年生え変わります。ある日突然ポロッ!と取れるらしく、その直前は人間なら歯が抜け替わるときのようにムズムズするから、角を辺りにこすり付けるのだそうです。         

 

キャロル

 

 

 

農場のスタッフがワラのステージでキャロルを歌う。

この素人っぽさがいい感じです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

father christmas

 

 

おこちゃま達は、真剣にサンタさんにお願いをしていました。

 かわいい!

サンタクロースはBritish Englishでは

Father Christmasです。

(サンタでも通じるけど)

 

 

 

Nattivity
 
馬小屋に聖劇の飾り
これぞ正統派Nativity
 
 
農場の牛×3phesands

 

 

 

 

 

 

きゃぁ牛さん!でも柵越なら怖くないわ!

トラウマの理由は、「長〜いお散歩フェンディットン編」ご参照ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                   納屋の中で焼き栗を食べていたらキジ発見!

                   おいしいお肉に熟成中かな?

 

  [続きを読む]
Dec 13, 2006
世界共通?!オバサンというものは・・・

英国の交通システム、リングロード。

交差点の代わりに道路がドーナツ状の輪になっていて、信号が無い代わりにリングの中に入っている車が優先というルールになっている。

慣れないと怖いし、慣れてもリングに入るときのあの微妙なタイミングはやっぱり怖い。

 

さっきフェリックスとお散歩の帰り道リングロードの横を歩いていたら、

「ガッチャン!」

バスと乗用車が接触事故を起こした。

 

小型車の運転席ドア(英国は日本と同じ通行なので右側)はかなりへこみ、バスの左前はボコッとえぐれてヘッドライトが出目金みたいになっている。

 

幸い双方けが人はないようだが、バスから降りてきた若い運転手さんは動揺しているのか、白い顔が引きつって青くなっている。

 

他の乗客もバスから降りてきた。

そのうちの一人のオバサンは、自分の息子に話しかけるように心配そうに運転手さんの顔を覗き込んでいる。

「あなた、大丈夫?さぁ、ほらチョコをどうぞ!

                  食べると落ち着くわ!」

 

そう!、オバサンという人種は必ず甘いものをかばんの中に忍ばせている!

日本では「飴ちゃん」かな?(関西ではなぜか飴に「ちゃん」をつけます!)

 

英国は寒いからチョコが溶けないせいか、大人も「チョコ好き」が多いためか、「飴ちゃん」ではなく、チョコを持ち歩いているのね!

チョコの種類も豊富だしね!

 

「オバサンはお菓子を持ち歩く」この現象は全世界共通?!

そして劇場で電車の中で、ちょっとした瞬間にさっと差し出す・・・

ちなにみ英国にいても私は日本のオバサンなので、飴ちゃんを持ち歩いていますっ!

 

そういえば、ハリーポッターの中でも、ハリーが気を失ったり動揺したとき、先生はチョコレートをひとかけら渡していたっけ・・・カカオの魔力?

 

くだんのオバサンは再び歩き出し、次は軽自動車から出てきて不機嫌そうに腕組みしているおじさんに近づいて行った。

「あなた、大丈夫?・・・さぁ、よかったらこれを・・・」

 

Dec 11, 2006
長〜いお散歩 フェン・ディットン編

wellington boots & Felix

 

湿地帯が多く雨のよく降るこの地に住み、散歩を日課とする人間にとって、長靴は生活必須アイテムです。

日本ではダサいイメージの長靴ですが、かの女王陛下だって愛犬コーギー達と長靴姿でご領地を歩いていらっしゃる映像を見かけます。

だからかなぁ・・・長靴の説明書に英国王室御用達のマークがついていたっけ。

 

 

 

出発地点

今まで長靴を持っていなかったから、せっかくのFen(湿地帯)やmeadow(草原)を思い切り歩けなかった。

 

たかが長靴なれど新しいものを買うの時は日本円に換算するとチョッと考えてしまう。(現在の円は弱すぎ!というかポンドが強すぎ!?)

 

でもどうしても必要を感じたから、日々のおやつ代を節約して購入!

早速長〜い散歩に出発!

ここが本日の出発点のパブ前。

 

 

 

 

footpath along the river

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    ケム川沿いの遊歩道をフェリックスとテクテク・・・

カップルでジョギングする人達が、まるでパブで座って話しているように平然と会話しながら走っている。なんで息が切れないのかなぁ?・・・

 

 

 

 

 

Fen Ditton

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Fen Dittonのヴィレッジ。鏡のような川面・・・

ケム川は夏にはBumpと呼ばれるボート競技が開催されるので、この辺りはちょうどよい見物場所になる。

 

 

 

 

 

 

Baits bite lock 全体像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひたすら歩くこと1時間。やっと折り返し地点のBaits Bite Lockが見えてきた。あの橋を渡って向こう岸を歩いて戻ろう!

 

Baits bite lock

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボートがやって来た。

川に段差があるので、ここで水位調整します。

水位調整

 

 

船から下りて

ロックを閉じます

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水位調整2

 

 

 

手前のロックを開ければ、Elyまでの15マイルの船路

1マイル=1.6キロメートル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケム川イーリー方面へ

Baits Bite Lock の橋の上から見たイーリー方面の眺め。

 

 

 

 

折り返したはいいけれど、遊歩道が見当たらない!どうしよう!

とりあえず川沿いの沼地を歩いてみよう。

のうさぎ

 

あっ、野うさぎ発見!

ていうか、あたりに誰もいなくて不安だなぁ

フェリと私は迷子かも?

 

 

 

 

 

 

 

牛さん&フェリックス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チョッと失礼してファームを通り過ぎようとしたら、この写真の直後それまでゆっくり歩きながら草を食べていた牛さんが追いかけてきた。きゃ〜っ!

クチョクチョ泥に足を取られてコケそうになりながらも必死で逃げました。

はぁ、怖かった!・・・ 

振り返った肩越しに大きな顔があってかなり怖かったです・・・

 

 

 

 

 

 

public footpath sign

 

なんとか牛さんの追跡から逃げて、

しばらく歩いていたら、やっとPublic footpath(遊歩道)の標示を発見!

やれやれ・・・

あと2マイルね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Boysie & Felix

 

 

 

 

やっとひと気のあるmeadowに戻れました。

フェリックスも他のわんこを見つけてホッとした?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Felix & Boysie & Mr,Ed1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このお方、てっきりオバサンかと思ったらオジサンでした。ビックリ!

耳にエレキギターのピアスをはめてオレンジに染めた長い髪をカチューシャでとめて・・・もしも黄色い髪だったなら

アレっ?美輪明宏さん?

 

 

 

Boysie & Felix & Mr.Ed

 

 

 

 

 

英国版美輪明宏

    

その愛犬Boysie

         &

フェリックス

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

no lead

 

 

 

 

 

 

フェリックスも私もノーリードでの遊び方にも慣れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日出会ったそのほかの動物達

 

馬1

 

 

 

馬2

 

 

船の上のわんこ

 

 

水位調整中の船の住犬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Felix & swans

 

 

フェリのおやつを分けてあげたら、少しだけ友好的になった白鳥

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トータル3時間半の長いお散歩でした。

草も深いし泥沼だし、膝を上げて歩き続けたせいか、筋肉痛になりました。

これを続ければなかなかいいエクササイズになりそう!

(牛のチェイスは心臓に悪いですが) 

かわいい動物の好きなあなたへ

本日BBCの「今週のお勧めウエブサイト紹介」の番組で登場したCute Overloadというサイト。

動物好きにはたまらない、かわいい写真の数々なので、みんなにも見て欲しくてコピペしました!

仔犬、子猫、あざらし、馬などなど、かわいいものてんこ盛りです。

注:カンガルー(ワラビー?)の写真に注目!そのまま見ていると・・・!!!http://cuteoverload.com/

Dec 10, 2006
頭の主はフェリックスです。

ジーザスグリーン先日から不具合の続いていたタイトル画像の本来の姿はこちらです。

おかしなタイトル画面で???と思って指摘してくださった皆様、ありがとうございました。

なにしろ私が接続して見ていた画面と一般画面が違っていたこことに気づかなかったものですから・・・

これからも、ご指摘ご指導、よろしくお願い致します。

でも、原因はいまだ不明・・・パソコンの知識ないくせにブログに手を出すとこういう時困っちゃう!

Dec 08, 2006
ロンドンのPubにデビュー!
Mic & Felix パブ正面

    ロンドン在住のミックちゃんとパブElephant Inn正面にて(店内犬OK!)

Elephant Inn

          

 

            食事のメニューはタイ料理        

 

 

 

 

 

 

Mic & Felix in the car   

さぁ、次は車で移動!

ミックちゃんのお家で遊ぼう!

 

 

 

 

 

 

 

Mic & Felix4

          2犬とも、とてもご機嫌で楽しい一日でした。 

 

 

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Dec 07, 2006
カーターさんのティーポット工房とリンクしました。
dining tableat your convenientkitchen  [続きを読む]
Dec 06, 2006
英国Cambridgeshire Elyの夜景

 

 

 
Ely Cathedral 夜景
Ely market squareEly Cathedral shop
Dec 05, 2006
行方不明者捜索中だったのね!

1165312227243743.jpg今朝のケンブリッジのローカルニュースによると、2週間ほど前からケンブリッジ大学の卒業生がジーザスロックの辺りで行方不明になったらしい。

夜酔っ払って周辺を歩いていたのが最後の目撃証言なので、ケム川一帯を捜査中だと報告していた。

 

それでかぁ・・・先週末フェリックスとケム川沿いをお散歩していたらお巡りさん達が川の中を捜索していた。

何を探しているのかなぁ?・・・と思って見ていると、水から上がってきたお巡りさん達がフェリックスを取り囲み、一人ずつ思いっきり撫ぜてくれて去っていった。

 

 

 

Dec 04, 2006
Suffolk Pink のお家とエイドリアンおじさん

1165173644731681.jpgケンブリッジに隣接しているSuffolk地方といえば、ブタの飼育とSuffolk pink といわれるピンク色の塗り壁の家が有名です。

ドライブしていると、あちこちにピンク色のThatched house(わらや、かやぶき屋根の家)が見えて、とってもかわいらしいです。

以前通りがかった時に見つけたお家が、特にかわいかったので、是非次回通ったら写真に撮りたいと思っていたのがこのおうち。

 

このお家は酪農家らしく、ちょうど作業をしに出てこられたご主人に撮影をお願いしたら快諾して下さいました。

ついでに裏に広がる広大な敷地に案内して下さり、羊や鶏の種類の説明をしてくださったり、うさぎさんとモルモット達を紹介するためにうさぎ小屋に入れて下さったり・・・と歓迎して下さいました。

 

エイドリアンおじさんはお母様からこのコテージを引き継がれたそうですが、もともと500年前は学校の建物の一部だったそうです。

 

なんでピンク?
エイドリアンさんのおうち
Thatched house roof
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Dec 03, 2006
Debenham Teapot pottery

1165105927731050.jpg先日訪れたDebenhamのかわいらしいティーポットの工房に再度行ってきました。

 

今日明日と、クリスマスイベントとして、mulled wine(クリスマスシーズンに飲むスパイスの効いた温かくて甘い赤ワイン)を飲みミンツパイ(クリスマスシーズンに食べる小さくて甘〜いパイ)を食べながら、アーティストであるカーターさんのデモンストレーションを聞く会が開催されています。

 

カーターさんご本人に直接会って色々お話を伺えるだけでなく、セカンド品などの大放出もあり、クリスマスバーゲンも兼ねています。

 

 

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カーターさんご本人

1165105115404566.jpg本日は製作者であるカーターさんご本人が、型作りから作品の出来上がるまでをデモンストレーションしながら説明してくださいました。

 

「あ〜、私がまだまだ若く容姿も端麗で髪も生えていた頃のお話ですがぁ・・・」

などと語り始め、とてもユーモアのある気さくな方です。

 

こんなチャーミングな性格のアーティストだからこそ、あのかわいらしくユーモアのセンスの光る作品が生まれるのだなぁ・・・と実感しました。

Dec 02, 2006
志村博さんの写真展

1165008885096915.jpg在ケンブリッジ30年の写真家志村博さんの写真展に行ってきました。

 

昨晩偶然志村さんのウェブを見つけ、ちょうど今日が最終日の展示会をケンブリッジの嘉悦センターで催されていると知りました。

 

これは絶対行かねば!と直感。

早速友人エルフリーダを誘って出かけました。

 

志村さんはとても気さくで親しみやすい方で、色々お話を伺え楽しいひと時でした。エルフリーダも私も大満足!

 

既に知っているお友達にも会えたし、お友達のお友達が知り合いだったとか・・・ケンブリッジはホント狭い社会です。

 

こちらにて志村博さんの作品をお楽しみください。

http://www.shimura-hiroshi.com/

冬の散歩道1

1164985821156961.jpgケム川に住んでいる白鳥のカップル!・・・たぶん。

フェリックスが近寄ると、いつでも一羽の白鳥が羽を広げてフゥァ〜っと威嚇しながら川から階段を上がってくる!

結構怖い!

今日はお互い牽制するのみ?

 

Dec 01, 2006
バーナー?

ラブラドールバーナー