ケンブリッジの隣村、HAUXTONにやって来ました。
「近くで朝摘みのアスパラガス(今まさに旬!)が買えるよ!」
と、この村に在住のお友達のお誘いを受けてアスパラガスを買いに来たのです。
イギリスの村を訪ねると、どんな小さな村にもそれぞれの歴史や名所を織り込んだ看板が立っています。
小雨が降っているせいかレンズに水滴が付いちゃった。
以前ここHAUXTONからバイキングの剣が発掘されたからか、バイキングと教会の絵が見えます。
これが看板にも描かれていた教会St Edmund Church.
1130年に建てられたというから、かなり歴史ある教会です。
英国内の古い教会がみなそうであったように、この教会も17世紀半ばに一部教会破壊の受難を受けますが、その200年後には修復されて現在の姿になりました。
1560年以降の洗礼や結婚の記録も残っているのだとか。
何気なく佇んでいる村の小さな教会が、そんなに歴史があるなんて。。。
恐るべしBritish History
村の中にはこんなに可愛らしいお家もあります。
入り口にはRose Cottageと書いてありました。
アスパラを買いに行く前にお友達のおうちにお邪魔しました。
お庭に出ると、常連のネコさんがお昼寝中。
耳が不自由な猫ちゃんなのだそうですが、さすがに正面から図体の大きいフェリックスが近づくのは視覚的に許せないらしく、かなりご立腹。
一般的に猫族は犬族に対してあまりフレンドリーでないことを知らなかったフェリックスは、挨拶しようと近づいていきなり猫パ〜ンチ
お鼻を引っかかれてあえなく退散。。。
ネコさんと遊ぶことは諦めて、お庭を散策。
いい匂いのハーブや野菜に興味津津のフェリックス。
「それはほうれん草よ!よかったら召し上がれ!」
とのお言葉に。。。
では、遠慮なくムシャムシャ。。。
「美味しい?」
「・・・・・」
ひたすら食べること食べること。。。
我を忘れて茎まで食べていました。
お友達のお庭というより、今のフェリックスにとっては「無農薬、新鮮、摘みたて、食べ放題サラダバー」
お庭にはすずらんも咲いています。
雨のしずくが水晶のように輝いて綺麗!
そしてとってもいい香り
ほら見てフェリックス、お花綺麗だねぇ
って、まだあちこち草を食べ続けていたのぉ
お庭の次は少しだけ家の中でJSTVも見せて頂きました。
JSTVは契約料金を支払えば日本のNHKや民放の番組が視聴出来ます。
うちは契約していないので、日本の番組を見るのは8ヶ月ぶり!
わぁ、大相撲やってる〜!
一方、フェリックスが室内にいるのが大変お気に召さない様子の猫ちゃん。
フェリックスのことをずーっと睨んでいます。
ごめんね、すぐに失礼しますから。。。
さてさて本来の目的、アスパラガスを買いに行きましょう。
テクテク歩いて近くのFarm Shopに出かけます。
コンテナのような建物の中では、農家のご夫婦が仲良く店番をしていました。
アスパラガスの束はそれぞれ太さが違っても、どれも一束約454グラムで3ポンド50。
ついでに大好きなルバームも買いました。
ジャムにしようか、ルバーブクランブルを作ろうか?楽しみ
生産者のピーターさんにアスパラ畑の場所が帰り道にあると聞いたので、途中畑を覗きにに行きました。
収穫が終わったあぜをよ〜く目を凝らしてみると、ところどころにまだアスパラが残っています。収穫後に生えてきたのかな?
アスパラガスが生えているのを見るのは初めてだったので、チョッと感動
ポキッっと根元を折ってみると、みるみる水分が溢れてきて、新鮮そのもの!
あらあら、今度は足元に生えているアスパラガスを美味しそうに食べているフェリックス。
生のアスパラガスなんて、初めて食べたんじゃない
「この味がいいね」と君が言ったから、5月16日はアスパラ記念日・・・?
俵万智さんのファンの方、ごめんなさい。しかも私はこの歌しかしらない(恥)。。。
さてさて、今晩はアスパラで何作ろう?
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