ペットロス症候群の日々

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別離の日の朝
 2005年12月27日の朝、前日から膵臓炎の治療で点滴を受けていた犬は
具合が良さそうに見えた。

 朝の光を浴びながら、犬は自分のベッドの中から首を起こし、目を細めて
甘えた表情を浮かべながら私をじっと見つめた。
 「なに?なんでそんなに甘えた顔をするのよ?」
 そう言いながら犬のあごを撫でてやった。
 手を離しても、犬はまだ私を見つめていた。

 その日の夜に犬との永遠の別離が来ることを、私は知らなかった。

 あの朝、犬が見せた甘えた顔つきは、私への別れのメッセージだったのだろうか。
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