どっちが“本当の姿”なのでしょうか? ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表の楽天・田中マー君、1次ラウンド最終戦のキューバ戦に4回から登板。 いきなり先頭打者に速球をセンター前にヒット、次打者は甘く入ったスライダーを右中間に長打。 わずか5球で失点。また調子悪いのかと見てる人は思ったでしょう。 不安がよぎったのは、ベンチだけではない。ところが、その後はまるで別人のようでしたね。 表情は硬かったが、失点してからは三振の山。効いたのは直球の軌道から縦にボールゾーンに落ちていくスプリット、そして本来の持ち味のスライダーだ。 2回3安打1失点でも、アウト6つは5連続を含むすべて三振という結果だ。 もしかして、2次ラウンドで抑え転向も可能性はゼロではないかも。 |