全開の続きです。
夜が更けていくにつれ気温が下がってきたので、早めの就寝にしました。
ところが……
夜中の2時頃でしょうか。
趙雲がわんわん!と吠え始めました。
いったい何事か、熊でも現れたか……?!
あたりの様子を伺いますが、当然熊はおろか猫一匹すらいません。
なんでこの子は吠えているんだろう?
あれこれ理由を考えていると……隣のテントからひそひそ声が聞こえてくるではありませんか。
そしてその声に反応して、趙雲がわん!と吠えます。
これが原因か……!
趙雲はちょーーーっと(というかかなり)ビビリのわんこです。
初めてのキャンプ場ですし、ちょっとした物音でも不安になるのでしょう。
あーこりゃ大変だわ……。
覚悟を決め、趙雲のそばまでシュラフをひっぱってくると、そこに潜り込みました。
あ〜寒い……。
趙雲の様子を観察していると、本当になんにでも吠える事が分かりました。
人の声、テントのチャックを開ける音、人の歩く音……。
ほぼ一晩中趙雲をなだめつつ、ようやく朝を迎えたのでした。
えっ?
そのとき花梨は何をやってたのかって?
花梨は一人、タープの外に出ていって、ずーーっと黙って番犬をやっていました(笑)
まさか、この子の方が大人しく過ごしてくれるとは……。
色々と大変なキャンプでしたが、それ以上に楽しいキャンプでした。
次は違うキャンプ場に泊まりたいなぁ!