4月15日に引き出し犬運搬のため、愛護センターに行きました。
その時の収容棟最終部屋。じっとこちらを見つめる1頭の犬がいました。
別の用事をしてまた覗くと、目が合ってしまいました。
いつまでもこちらを見ています。
検疫をお願いしてしまいました。
通常、センターを訪問しても自分から指定して検疫をお願いすることはしていませんでした。
センターの獣医さんが性格や体調を把握していて、引き出しスタッフが検疫の終わる順番や預かりの条件を把握してくださっていますから、「こんな子です」と打診いただく子は、ちゃんと我が家の預かりの条件に合っているです。
(でもねー、いつのまにか預かりオールマイティになってるような気がする)
だって・・・ここで検疫にかけられなかった子は処分ですよ。そんな「命の選択」なんて重くてできない。
そう思っていたのに、この子の瞳には心を動かされてしまいました。そんな理由で「命の選択」をしてしまったのはある意味罪なのかもしれません。
センターレポートで、「椅子取りゲーム」と表現しましたが、預かり先、引取り先は限られていて、それに漏れた子は処分ですっていう現実がやるせないです。
根本的な問題の解決は、引き出すことじゃなくて、入ってこないようにすることなんだけど、うーん、まだまだハードルの高い課題ですね。
さて、先程のわんこ。4月28日に無事検疫を明けて引き出しております。
ベテラン預かりくぅママさんのところで、「ティーダ」という仮の名前をもらって、新しいご家族を探しております。
しっぽの生えた天使達。。。2
純粋な瞳のティーダを、どうぞよろしくお願いいたします。