昨年の10月、処分寸前に保健所から引き出した千代ちゃん、ガリガリに痩せていてフィラリア強陽性で保護してみたらすぐ噛み付く、、とてもこんなでは里親探しは無理かなと思っていました。
12月、ご主人を亡くして一人暮らしの70代の方が「いっしょに年をとろうね、。」と言ってくださり、弟夫婦の後押しがあってもらっていただきました。
久しぶりの電話、泣きながら腎臓も肝臓も末期で獣医に安楽死をすすめられている、、というものでした、待ったを掛けてとにかくこちらの病院で再度診てもらうと、舌が壊死して大きな穴が開いていることが分かりましたが、原因も治療もない状態で、、舌が無いのでお水の一滴も飲ますことができません、口からは血が流れ出てきました。
飼い主の方が8ヶ月も暮らしてきたからもう一度自宅に連れ帰って看取ると決心されお迎えにやって来ました、千代ちゃんは最後の力を振り絞ってしっぽを振りました、、自宅に帰って2時間後、飼い主さんの顔をじっと見ながら亡くなったと連絡がきました、。
亡くなる2時間前の千代ちゃんです、。
いい一生だったかな、、保健所にいく前はどんな暮らしか分からないけど、、8ヶ月間、一生分の幸せだったよね、、さよなら、千代ちゃん、また会えるよ、。