この13年間、ずっと通い続けた多頭飼育の家があります、多い時には20数頭がいて近隣からの苦情が絶えませんでした。飼い主は高齢の一人暮らしの男性で犬たちは野放し状態の為、まずは餌やりに仲間と交代で通い、広い庭を廃材などで囲み、縁の下で暮らす犬たちを避妊去勢し、やっと3頭までになりました、。
ところが先日、飼い主が入院しあっという間に急逝し、3頭の犬たちが行き場を失いました。
囲みに使っていた廃材があっという間に持ち去られて2頭は逃げてしまい、老犬の1頭だけは保護しました。
推定14〜15才の老犬「白じいじ」は吠えることもなく穏やかでいつも笑っているようです、あと何年生きられるかはわかりませんが穏やかな時を過ごして欲しいと思っています。
逃げた2頭は捕獲箱を設置して入ってくれるのを待っています。
もの言えぬ動物たちはいつも人の犠牲となっていることに心が痛みます、。