テリアMIXの「しろ」は2年前に放浪していたところを保護され、抑留期間が過ぎて殺処分寸前になったため引き取った子です。
何があったのか、、決して人にはこびず、他の犬とも距離をおき、、孤高の犬です。
保護当初から顔の左半分に腫瘍があるのですが、誰にも触らせないために(全身麻酔で治療するしか方法がない為)いつでも血膿みが出ていました。
高齢のためか全身状態も悪く、リスクはあるものの麻酔をかけて丸刈りにして
みると、顔の腫瘍は骨まで侵していたうえに、胸には大きなしこりが3つもありました。
胸の腫瘍は切除、顔の方は取りきれないので薬で治療しました、、触れなかったばかりに発見が遅くなってしまい可哀想なことをしてしまいました。
今は食欲もなく寝てばかりです、この暑い夏を乗り越えたのだから、、もう少しだけ頑張って欲しいと思います。
こんなに身体が弱ってきても、やっぱりまだ触ることはできません、、力を振り絞って噛みます、、もう人間を許してくれたらいいのにと思いますが「しろ」の心の傷は身体の傷より深いのだと思います、。
一度でいいから頭を撫でて、、、思い切り抱きしめたいと思うのですが、、叶いそうにないです、、、。