夕方、犬たちの世話を終え小雨振る犬舎からの帰り道、、、信号待ちで止まっていた私の眼にずぶぬれになって歩いている犬を発見しました、。
ガリガリに痩せて、、足や身体には大きな傷、、「保護しなければ死んでしまう」と思いすぐに仲間を呼んで追跡するのですが、、投げたパンは食べるのですが、警戒して近づこうとしない、、そうこうしているうちに近くのレストランの裏手の行き止まりに入り込んでくれました、。
そこからが大変でした、、近づけば唸って暴れて、、2時間近く悪戦苦闘の末に毛布をかぶせ2人がかりでケージに押し込みました。
怒っています、、人間なんか信用しないぞ、、という顔です、。
首輪をしているので飼い犬だったことは確かですが、、保健所に問い合わせをしても探している形跡はなく、、捨てられたのかも知れません、。
手を出したら噛みつくでしょう、、警戒してご飯も食べません、、。
全身にダニがいっぱい付いています、、怒っていてまだ怪我の治療もできません、。
どんなに辛いことがあったのか、、心の傷と身体の傷が癒える日は遠くでしょうか、、、。
保護した場所にちなんで、「せとちゃん」と名づけました、、。
せとちゃんがいつか人間を許して心を開いてくれることを願っています、。