仲間のところに「たくさんの猫たちが処分されようとしている、、何とか助けて欲しい」とレスキュー依頼が入りました。
詳しく聞くと、長年の家賃の滞納で貸主が訴訟を起こして強制退去が決定し、今月の25日には家を明け渡すことになったこと、、住人は行政の計らいで今後の住まいが決まったが猫たちは連れて行けないということでした、。
猫たちは成猫が13匹、仔猫が6匹、合計19匹だと分かりました。
悩みました、、悩んで、悩んで、、、今でも100匹近い猫たちがいるのに、そのうえ13匹の成猫では多すぎる、、仔猫だけなら何とかなるかもしれない、、答えの出ない日が数日続きました。
訪ねていって、何とか猫たちが住める家を探してもらえないかと交渉もしました、がどうにもならないことがわかりました。
そんな中、1匹の仔猫が怪我をしていることがわかりました、、両後ろ足の足首から先が腐って壊死していました、、しっぽの先もちぎれていました。
もう、猶予がない、、こんなことをしていたらこの子たちは死んでしまう、ようやく決心しました、この子たち19匹を助けようと、、。
何の罪もない子たちです、、もっと生きたいはずです、。
チビ猫の治療も始めました、、断脚したほうが治りは早いのですが衰弱していて手術ができません、あぶない状態です。
女の子は三毛が多いです。
奥にいる茶トラ白の男の子は全盲です。
残り少ない日々の中、それぞれの行き先を決めなければなりません、、厳しい現実が待っていますが、まずは生きていくこと、そしてその先に幸せを掴むことができたらと切に願っています、。