早朝、友人から「通勤途中で道路脇の草むらに座っている仔猫を見つけた、、弱っているように見えたので助けに行って欲しい、、」そんな電話が入りました、。
車を走らせ聞いた場所に急いで行ってみると、、すぐに見つけることが出来ました、生後3ヶ月近くのキジトラ、、精一杯踏ん張って座っているように見えました、。
キャリーバックに入れてもしばらくは頑張って座っていましたが、、、
すぐにうずくまってしまいました、、苦しそうな様子でした、。
そのまま病院に直行、、頭ばかりが大きくて体はがりがりでした、。
首に血のりのような大きなカサブタを取ると、、何ヶ所かの穴が開いていて膿が吹き出てきました、、何かに噛まれたようでした、。
血膿をたくさん絞りだしたら少し楽になったのでしょうか、、目を細めてゴロゴロと喉を鳴らしました、。
翌日からはただひたすら昏々と眠り続けました、、病院に行って膿を出して消毒をして、、点滴をして、、それから帰ってまた眠り続けました、。
何かに噛まれてから草むらで何日過ごしていたのでしょうか?
最後の力を振り絞って助けを求めるように座っていたのでしょう、、。
保護して4日目の朝でした、、片手で首を持ち上げると喉を2回ゴロゴロと鳴らし、、そのまま逝ってしまいました、。
庭にあった小さな花を添えました、、可憐な露草がこの子に似合いました、。
もう少し、数日前に見つけて助けることができたら、、そう思うと悔しくてたまりません、、今はただ安らかに眠って欲しい、、そう願うばかりです、。