何度、同じ事が繰り返されるのでしょうか、去年もおととしも規模の違いはあるものの、いつも犠牲になるのは犬たち、小さなケージに押し込められて助けを求めるような眼差しに胸が絞めつけられます。
ここは、ご夫婦で100頭近くの犬たちを扱ってきましたが、昨秋ご主人の病気を機に廃業、親戚知人などに託した結果、年末には80頭ほどになったようです。
今年に入ってご主人の病気が悪化し亡くなり世話もままならないようになって里親探しの依頼がはいりました。
当初は保護場所もないという事で断り、何とか自分達で新しい飼い主を探すなり終生手元に置いて面倒をみるなりと説得しました。
が、ここに至ってくちコミなのか毎日見知らぬ人たちが押しかけて来て犬を連れ帰ろうとし、その対応に疲れ果て体調をくずし再度里親探しの依頼を受けました。
受ける事に思いはいろいろとありましたが、犬たちの事だけを考え出来るだけの事はやろうと受けました。