3月の始め、、立ち退きでアパートに転居、飼い主からの保護依頼で2匹の黒猫兄弟を引き取りました、。
始めは2匹をケージに入れて様子を見ていたのですが、、まったくご飯を食べないので、ケージがストレスかなと室内フリーにしました。
室内では暖かなところにいないで、、一日中家具などの物陰で息を潜めていました。
何度も暖かなところに連れ出したり、、おいしいご飯を鼻先に置いたり、、出来うる限りのことをしたのですが、、いっさい口にしませんでした。
この子たちにとって、今の状況が理解できず飼い主のもとに帰りたい一心だったのでしょう、、。
食べないことで、自ら生きていくことを拒否しているようにも思いました、、この子たちを助けたい、このままでは死んでしまうと思い病院に入院させました、。
かなりの衰弱で、、どこも悪くないのにと獣医も首を傾げました、。
飼い主の娘さんに連絡をとると、すぐに駆けつけてくれました、、1ヶ月ぶりに会って分かったのか、か細い声でなきました、。
2匹のうち少し元気な子は娘さんが連れ帰りました、、けれど、、3日後、静かに息をひきとったそうです、。
もう1匹の重篤な状態の子は今日には退院します。
保健所に持ち込むと聞いて助けた命でした、、けれど、助けることは出来ませんでした、、詫びても、もう戻らない命です。
残った1匹の子がこれから幸せに過ごしてくれることだけを祈ります、。
元の飼い主の娘さんのところで少しずつ元気になってきたそうです、。