昨年の春、行政に持ち込まれ処分寸前に引き取った3兄妹の仔猫たち、とうとう1才を過ぎて人なれもいまいち、、縁もなく我が家の子たちとなりましたが、その1匹の「チム」が4月の終わりごろから後ろ足が立てなくなり、、とうとう前足の力だけで移動するようになりました、。
歩けない、、立ち上がれない、、でも食欲はある、、そんな中であれこれと検査や治療を模索する毎日でした、。
FIP(伝染性腹膜炎)の疑いも食欲もあって内臓器官に問題なくグレーゾーン、、脊椎も異常なし、、あとは脳神経の異常かもしれないと言われました。
日々、、痩せていくチム、、以前は抱っこしようとするとさっと逃げたのに、甘えっ子になって前足だけでよじ登って来ました。
仔猫の頃、、預かり宅でのチム、まん丸で可愛い、だけど恐がりでした。
おしっこも自力で出せなくて絞ってあげたり、、毎日の病院通い、、インターフェロンと点滴も頑張りました、。
とうとう頭も持ち上がらなくなって、、寝たきりに、、それから痙攣発作が始まりました、、一日中何度も繰り返す発作、、始まると身体を押さえずにはいられませんでした。
うめき声をあげて苦しむ姿に、なすすべもなく、、涙があふれました、。
大きな発作から小さな断続的に続く発作に変わったその朝、、10日、、静かに旅立ちました、。
頑張ったね、、本当に頑張ったね、チム、、いつかまた会えるかな、。