富士国民休暇村あたりをガリガリに痩せた犬が1ヶ月前から放浪しているという情報が入りました、。
気にはなりながらも、、場所の特定もできず、同じ静岡県とはいえ最西端の浜松からは高速を使っても2時間余の道のり、、助けたい、、いや遠すぎると心の葛藤が続いていました、。
ボランティア仲間に無理なお願いをして、、手を尽くして調べてもらったところ、、、田貫湖キャンプ場にいることがわかりました、。
湖畔の管理事務所に問い合わせをすると、、この1ヶ月近くガリガリに痩せてあちこちとうろついていたことや、車で来て捨てられたのか、車に反応して付いて行きたがることや、ちょっと触っただけでビクッとしてかなり恐がりだということなどが分かりました。
また、公共の施設でこれ以上は保護できないこと、あちこちと飼い主探しはしているがなかなか現れないこと、、最悪は保健所持ち込みもありうるようでした。
誰かを当てにしてしても仕方がない、、そう決心して向かいました、。
管理事務所のMさんにすっかり懐いて甘えていました。
まだ、痩せていますが、これでもずいぶんと太ったと聞きました。
優しい顔をしたRレトリバーの女の子です、、あまりの恐がりでMさんがビビと名づけたそうです。
皆さんとお別れして、、さあ、車に乗り込もうと思った瞬間、噂を聞いた方が飼い主になりたいと現れました。
ビビちゃんが幸せになることが一番、、その方に託して帰ってきました、。
こんなに良い子をなぜ捨てるのか、、もし、誰かに出会わなかったら今頃はと思うと言葉もない、、人はどこまで残酷なんだろう、、幸せを祈る気持ちと、捨てた人間を恨む気持ちと、、複雑な思いで帰途に着きました、、。