捨てないで、傷つけないで、殺さないで・・・。犬猫達の心の叫び声が聞こえますか?

2014年9月
-
01
03
04
05
07
10
11
12
17
18
19
21
22
23
24
25
26
27
28
29
-
-
-
-
PROFILE
アニマルフォスターペアレンツ

静岡県西部を中心に行き場のない犬猫たちの保護と幸せ探しをしています。

MYALBUM
CATEGORY
RECENT
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
ARCHIVES
2014年09月分(10)
2014年08月分(20)
2014年07月分(19)
2014年06月分(7)
2014年05月分(15)
2014年04月分(11)
2014年03月分(16)
2014年02月分(14)
2014年01月分(18)
2013年12月分(18)
2013年11月分(15)
2013年10月分(19)
2013年09月分(15)
2013年08月分(23)
2013年07月分(18)
2013年06月分(14)
2013年05月分(19)
2013年04月分(15)
2013年03月分(17)
2013年02月分(20)
2013年01月分(14)
2012年12月分(13)
2012年11月分(15)
2012年10月分(11)
2012年09月分(18)
2012年08月分(21)
2012年07月分(17)
2012年06月分(19)
2012年05月分(15)
2012年04月分(29)
2012年03月分(24)
2012年02月分(26)
2012年01月分(13)
2011年12月分(14)
2011年11月分(22)
2011年10月分(24)
2011年09月分(19)
2011年08月分(18)
2011年07月分(22)
2011年06月分(14)
2011年05月分(25)
2011年04月分(22)
2011年03月分(30)
2011年02月分(20)
2011年01月分(21)
2010年12月分(28)
2010年11月分(23)
2010年10月分(26)
2010年09月分(32)
2010年08月分(20)
2010年07月分(29)
2010年06月分(28)
2010年05月分(26)
2010年04月分(33)
2010年03月分(22)
2010年02月分(16)
2010年01月分(18)
2009年12月分(23)
2009年11月分(20)
2009年10月分(30)
2009年09月分(15)
2009年08月分(22)
2009年07月分(19)
2009年06月分(24)
2009年05月分(20)
2009年04月分(18)
2009年03月分(26)
2009年02月分(14)
2009年01月分(2)
2008年01月分(1)
2007年08月分(9)
2007年07月分(22)
2007年06月分(4)
LINK
SEARCH
PR




2014/09/02
道ばたに座っていた小さな仔猫のこと、。

早朝、友人から「通勤途中で道路脇の草むらに座っている仔猫を見つけた、、弱っているように見えたので助けに行って欲しい、、」そんな電話が入りました、。

 

 

車を走らせ聞いた場所に急いで行ってみると、、すぐに見つけることが出来ました、生後3ヶ月近くのキジトラ、、精一杯踏ん張って座っているように見えました、。

 

 

1409513769784289.jpg

 

キャリーバックに入れてもしばらくは頑張って座っていましたが、、、

 

 

1409687845464651.jpg

 

すぐにうずくまってしまいました、、苦しそうな様子でした、。

 

 

1409687866252423.jpg

 

そのまま病院に直行、、頭ばかりが大きくて体はがりがりでした、。

 

 

1409688409033643.jpg

 

首に血のりのような大きなカサブタを取ると、、何ヶ所かの穴が開いていて膿が吹き出てきました、、何かに噛まれたようでした、。

 

 

1409688175137004.jpg

 

血膿をたくさん絞りだしたら少し楽になったのでしょうか、、目を細めてゴロゴロと喉を鳴らしました、。

 

 

翌日からはただひたすら昏々と眠り続けました、、病院に行って膿を出して消毒をして、、点滴をして、、それから帰ってまた眠り続けました、。

 

 

何かに噛まれてから草むらで何日過ごしていたのでしょうか?

 

 

最後の力を振り絞って助けを求めるように座っていたのでしょう、、。

 

 

保護して4日目の朝でした、、片手で首を持ち上げると喉を2回ゴロゴロと鳴らし、、そのまま逝ってしまいました、。

 

 

1409689837386267.jpg

 

庭にあった小さな花を添えました、、可憐な露草がこの子に似合いました、。

 

 

もう少し、数日前に見つけて助けることができたら、、そう思うと悔しくてたまりません、、今はただ安らかに眠って欲しい、、そう願うばかりです、。

 

 

 

 

 

 

2014/08/15
引き取った3匹の親子猫のこと、。

行政から事情があって持ち込まれた3匹の猫の引き取りが出来ないかと相談が入りました、。

 

 

聞けば、、高齢の夫婦が楽しみで野良猫に餌をやっていましたがお爺ちゃんが突然に死去、、亡くなった途端に近隣の人たちから猫を処分しろと言われたそうです。

 

 

お爺ちゃんを亡くして、、猫までを失うのはあまりに悲しくて、、かといって飼う事の出来ない家、、行政と相談して手術をして了解を得るようにしたそうです。

 

 

ところが、近隣の人たちは「手術は関係ない、糞尿の問題だ、」と言われ、このままでは人なつこい子たちがどこかに捨てられるとお婆ちゃんは思い、泣く泣く行政に引き取り依頼をしたそうです。

 

 

お婆ちゃんの気持ちや、行政の何とか生かしてやりたい、そんな思いを聞き引き取ることにしました、。

 

 

引き取った猫は母猫と1才足らずの雄猫、4ヶ月くらいの雌の仔猫でした、。

 

 

ところが引き取って1週間、突然雄の猫が倒れて亡くなりました、、吐血などから心筋症ではないかと言われました、、ストレスが重なったのでしょうか?

 

 

1408131036916739.jpg

 

引き取ったその日から擦り寄って甘えてきた子です、、名前を付ける間もありませんでした、。

 

 

その日から母猫がパッタリご飯を食べなくなりました、、キャットタワーの下に潜り込みじっとしています、。

 

 

1408131059728370.jpg

 

心が癒えるのを待つしかないのでしょうか、、。

 

 

1408131079358973.jpg

 

母猫の子、、4ヶ月のシャム系の女の子です、、風邪の後遺症か右目が萎縮、、左目は白濁、、ほとんど視力はないようです、。

 

 

救ったはずの命をたった1週間で失い、、ご飯を食べない母猫と盲目の仔猫、2匹の命が明日につながりますようにと祈るばかりです、。

 

 

 

 

2014/01/03
救えなかった命、、ロシアンブルーの紫音のこと、。

行政から引き取ったロシアンブルーの紫音が亡くなりました、。

 

 

引き取ってからわずか10日間、、あまりに短い日々、、そして突然の死でした。

 

 

1388861047998026.jpg

 

行政で出会った日の紫音、、悲しい目をしていました、。

 

 

引き取って家に連れ帰って2〜3日は声も出さずに震えていました、、激変した環境になじめない姿が不憫でたまりませんでした。

 

 

その後、大きな声で甘えてくるようになって少しほっとしましたが、、太りすぎのせいか2〜3歩歩くとうずくまって苦しそうにしたり、トイレにも入れない状態でした。

 

 

数時間の外出から帰ると紫音はすでに息絶えていました、、一人ぼっちで寂しく逝ってしまいました、。

 

 

10才という年では新しい飼い主探しも厳しいだろうし、家の子になればいいよと思ったりしました、。

 

 

亡くなった原因は不明ですが、どんなに心身とも傷ついていたことだろうと思うと可哀想で、、可哀想で、、言葉が見つかりません、。

 

 

命をつなぐつもりだったのに、、また救えなかった命が増えてしまいました、、やり切れない思いだけが残ります。

 

 

いつの日かこんな悲しい話が昔話になることを祈っています、。 

 

 

 

2013/12/24
ロシアンブルーの女の子、紫音が幸せを探しています、。

1387825182244936.jpg行政に持ち込まれたロシアンブルーの女の子です。

 

 

いろいろと事情があったようですが、、誰も引き取らなければ殺処分を待つばかりです。

 

 

持ち込んだ人の申請では10才ということです。

 

 

意を決して引取りを申し出て連れ帰りました。

 

 

不安で仕方がない様子で声も出しません、、じっとうずくまっています。

 

 

ゆっくりと心を開いてね、、紫色に近い濃いグレーのこの子に紫音(シオン)と名づけました。

 

 

ロシアンブルー10才の女の子、紫音が幸せを探しています、。

 

 

 

2013/10/13
生後7ヶ月狆とチワワのmix犬 ピー子が幸せ探しています、。

口唇口蓋裂という先天性の奇形を持って産まれた狆とチワワのmix犬ピー子、、、修復手術の際に下あごの部分も割れていることが判明、ワイヤー糸で固定していただきました。

 

 

手術を終えて数日間は痛みのためか、、うずくまったままじっと耐えていました、。

 

 

1381522238533160.jpeg

 

やっと少しずつ元気になり、ご飯も食べられるようになりました、、と、同時に今まで悲しげで無表情だったのが甘えん坊で表情豊かになりました、。

 

 

これからはピーちゃんだけを見つめていてくれる優しい家族に出会いたいね、

生後7ヶ月の狆とチワワのmix犬ピー子が幸せ探ししています、。

 

 

 

2013/07/22
ママ猫のあとを追った小さな仔猫のこと、、。

友人が通勤の帰り道、対向車線を走って来た車が飛び出した猫をはねてそのまま走り去ってしまったところを目撃しました、、。

 

 

すぐに猫のところに駆け寄ると、、すでに生き絶えているようでした、、ところが草むらから痩せた小さな猫がやって来て、、倒れている猫の足元でにゃあにゃあと泣き出しました。

 

 

困った友人からの連絡で、キャリーバックを持って駆けつけました、。

 

 

ひと目で母猫と仔猫の親子だと分かりました。

 

 

母猫は包んでダンボールに入れ、、仔猫はキャリーに入れましたが、一向に泣き止みません、、病院に行って診察しても泣いたままで、自宅に入っても母猫を探しているのか泣いてばかり、、ご飯も食べずに泣いていました。

 

 

2日間泣き続けました、、そして疲れたのかやっと泣き止んで眠りました、。

 

 

それから、、昏々と眠り続けていましたが、、あまりに起きないので抱き上げると、、すでに息絶えていました。

 

 

1374518068071774.jpg

 

死んだママ猫が迎えに来たのでしょうか、、あまりにもあっけない最後でした。

 

 

保護して2日目、、おいしいご飯も食べずに、ただただ泣いていた子でした。

 

 

初めての写真が亡くなった姿です、、痩せた小さな女の子に「ちいちゃん」と付けて火葬場に向かいました。

 

 

いつまで経っても猫たちの現状は厳しく、、悲しいことばかり、、いつの日か不幸な猫たちが無くなることを祈るばかりです、、、。

 

 

 

 

 

 

2012/08/18
救えなかった猫のこと、、。

海辺に近い公園、、少し前から人なつこい猫が現れましたが、、みんなからいじめられて餌が食べられずだんだん痩せてきた、と、餌やりの方から聞きました、。

 

 

白黒の長毛で、、毛が固まってハサミで短く刈り込んだとも聞きました、。

 

 

もう、これ以上は放っておけない、、引き取ることにしました、。

 

 

1345661072236449.jpeg

 

真正面から人間を見る、、「信じていいの?」と聞いているようにも見えました。

 

 

1345661089835797.jpeg

 

大きな猫です、、刈り込まれた体はガリガリに痩せていました、。

 

 

我が家にやって来て、、よく食べ、、スリスリ、ゴロゴロと甘えていました、。

 

 

やって来て10日目の朝、突然の痙攣発作が起き、、病院に入院しました、。

 

 

病院で小さな発作を繰り返したあと、、大きな発作が起きて亡くなりました、。

 

 

1345661104377561.jpg

 

小さくなって帰ってきました、、、苦しみから解放された穏やかな顔でした、。

 

 

この子は何才なのか、、どこからやって来たのか、、わかっているのは捨てられて苦しい日々が続いていたことだけ、、何の罪もないのに、、、。

 

 

出会ってからの10日間、、何もしてあげられなかった、、ごめんね、、。

 

 

飼い猫が捨てられること、、どんなに過酷なことか、、繰り返される悲劇が減ってくれることを願って止みません、、、。

 

 

 

2012/06/18
救えなかった命、、わずか150gの小さな仔猫のこと、。

動物病院にいたら小学生数人が慌てて駆け込んで来ました、。

 

 

手には小さな仔猫がのっていました、、それは目を凝らして見ないと何なのかも分からないほどの小さな猫でした、。

 

 

助けて欲しいと子供たちは言ってましたが、、病院も手一杯なのか、家に帰ってお母さんに育ててもらいなさいと小さなミルク缶を渡していました、。

 

 

気になって病院の外にいた子供たちと話をすると、、誰も家に連れ帰れる様子もないので、引き取ることにしました、。

 

 

1340081809445352.jpg

 

まだ、目も開かない小さな仔猫、、生後1週間から10日ぐらいでしょうか?

 

 

わずか150gの小さな命、、体温も下がっていました、。

 

 

暖めてはミルクを与えて、、何度も繰り返しましたが、たった1日で小さな命の灯は消えてしまいました、。

 

 

土手の草むらで見つかった小さな仔猫、、誰かが捨てたのか、、野良の母猫が落としたのか、、何も分からないのですが、、小さな命が消えたことだけは真実、、。

 

 

毎日あちこちで捨てられて失っていく子猫たちの命、、いつになったらこんなことが無くなるのだろう、、救えなかったことが無念でやり切れない思いです、。

 

 

 

2011/12/20
はかなく消えた小さな命、、19匹の中の1匹、。

1324313735718645.jpg行き場を失った19匹の猫たちの中の1匹、、足先が壊死していて入院していた白茶の男の子が亡くなりました、。

 

 

ガリガリに痩せていて手術も出来ずに、痛みと闘った毎日でした。

 

 

病院から「残念ですが亡くなりました」と、連絡があってお迎えに行きました。

 

 

小さな箱の中でまるで眠っているような安らかな顔をしていました。

 

 

箱の中に「歩っ歩ちゃん」と書かれた小さな紙がありました、病院のスタッフの方々が仔猫に付けてくれた名前でした。

 

 

後ろの両足が欠けていてもいつか歩けるようにと願いを込めて付けてくれた名前でしょう、。

 

 

生まれてからたった2ヶ月半の短い命、、、もう少し早く出会っていたら助けてあげることが出来たかもしれません、、。

 

 

ごめんね、、人間を許してね、、そしていつかまた会おうね、、。

 

 

 

 

 

 

2011/10/31
小さな仔猫を保護、、3日目の死、、。

毎日のように野良猫のことや、捨て猫、多頭崩壊などの相談が絶えません。

 

 

3匹の野良猫に餌をやったら、この春から夏にかけて仔猫が13匹生まれて、近隣から苦情が絶えないので何とか相談にのって欲しいと依頼がありました。

 

 

捕獲器を数台積んで仲間と現地に行きました。

 

 

現地ではあちこちから猫があらわれ、、まさに猫だらけ、、捕まえようとすると逃げまくり右往左往と手がつけられません、、成猫から捕獲し仔猫は室内で慣らして里親探しと、、手順を決めて帰ろうとすると、かすかにどこかから猫の鳴き声が聞こえました。

 

 

耳を澄まして泣き声をたどると、となりの廃屋から聞こえます、、中に入ると母猫らしき三毛猫が飛び出してきました、、痩せて小さく幼い猫でした、、。

 

 

母猫が飛び出したあとに痩せた仔猫が横たわっていました、歯もしっかり生えていて様子から見ると2ヶ月はとうに過ぎているようですが、、お腹の中はからっぽで、、餓死寸前でした。

 

 

1319999284797515.jpg

 

わずか180gの小さな小さな子です、、体温はすでに低下していて一刻を争う様子にすぐに病院に向かいました。

 

 

やれる限りの治療をして、、翌日にはミルクを飲み高栄養の食事も食べて、、体重も200gになりました。

 

 

1319999122800916.jpg

 

目にも力が湧いてきたように見えました、、明日が来ると信じていました。

 

 

翌朝、昏々と眠るような姿で死んでいました、、保護して、たった3日目の朝でした。

 

 

生まれてからの日々は空腹と寒さが続き、、良いことは何もなかったでしょう、、こんな子たちがどんなにたくさんいるのでしょうか、、?

 

 

猫を飼ったら不妊手術をする、、どんなことがあっても捨てない、、たったこれだけのことを守っていけば不幸の連鎖は起きないのに、、悔しくて、悲しくて、やりきれない思いでいっぱいです、、今度生まれてくるときには猫に生まれたらダメだよ、、、。

 

 

 

2011/06/16
保護猫たちのこと、、頑張ったチム。

昨年の春、行政に持ち込まれ処分寸前に引き取った3兄妹の仔猫たち、とうとう1才を過ぎて人なれもいまいち、、縁もなく我が家の子たちとなりましたが、その1匹の「チム」が4月の終わりごろから後ろ足が立てなくなり、、とうとう前足の力だけで移動するようになりました、。

 

 

歩けない、、立ち上がれない、、でも食欲はある、、そんな中であれこれと検査や治療を模索する毎日でした、。

 

 

FIP(伝染性腹膜炎)の疑いも食欲もあって内臓器官に問題なくグレーゾーン、、脊椎も異常なし、、あとは脳神経の異常かもしれないと言われました。

 

 

日々、、痩せていくチム、、以前は抱っこしようとするとさっと逃げたのに、甘えっ子になって前足だけでよじ登って来ました。

 

 

1308163441572182.jpg

仔猫の頃、、預かり宅でのチム、まん丸で可愛い、だけど恐がりでした。

 

 

おしっこも自力で出せなくて絞ってあげたり、、毎日の病院通い、、インターフェロンと点滴も頑張りました、。

 

 

1308163512590251.jpg

 

とうとう頭も持ち上がらなくなって、、寝たきりに、、それから痙攣発作が始まりました、、一日中何度も繰り返す発作、、始まると身体を押さえずにはいられませんでした。

 

 

うめき声をあげて苦しむ姿に、なすすべもなく、、涙があふれました、。

 

 

大きな発作から小さな断続的に続く発作に変わったその朝、、10日、、静かに旅立ちました、。

 

 

頑張ったね、、本当に頑張ったね、チム、、いつかまた会えるかな、。

 

 

 

 

 

 

 
 
2011/04/25
さよなら、、レイ君、、飼い主が亡くなった17頭の犬たち、。

昨年の2月、、17頭の犬を残して飼い主が亡くなりました、。

 

 

薄暗い木立の中、犬小屋は廃材の間に合わせで寒さに震えていました、、食料もままならず多くの方からのご支援でしのぐことが出来ました。

 

 

1303669568343150.jpg

 

すべての犬たちを救い出せたのは4月になってからでした、。

 

 

どの子もボロボロの状態でしたが、、幸せをつかんだ子もいたり、、亡くなった子(ぼくちゃん、、クック爺)もいました、。

 

 

この3月、亡くなった飼い主の息子さんが遠地から戻って「レイ君」を引き取られました、1年待って幸せがやって来たと思いました。

 

 

1303669660228159.jpg

 

レイ君にとって、つかの間の幸せでした、、新しい家に慣れて甘えるようになって、、気がつくと急に痩せて腹水がたまって、フィラリア症の末期で3日目に亡くなったそうです、。

 

 

これから、もっともっと幸せになれると思っていたのに、、、いっしょに過ごしていたぼくちゃんやクック爺に会えたかな、、?

 

 

犬舎には今も幸せ探しているマロン、みよ、すばる、モカ、ムク、はながいるけれど、、みんなの幸せを祈っていてね、、。

2011/04/11
黒猫兄弟、、その後のこと、。

1302503669895318.jpg3月の始め、、立ち退きでアパートに転居、飼い主からの保護依頼で2匹の黒猫兄弟を引き取りました、。

 

 

始めは2匹をケージに入れて様子を見ていたのですが、、まったくご飯を食べないので、ケージがストレスかなと室内フリーにしました。

 

 

室内では暖かなところにいないで、、一日中家具などの物陰で息を潜めていました。

 

 

何度も暖かなところに連れ出したり、、おいしいご飯を鼻先に置いたり、、出来うる限りのことをしたのですが、、いっさい口にしませんでした。

 

 

この子たちにとって、今の状況が理解できず飼い主のもとに帰りたい一心だったのでしょう、、。

 

 

食べないことで、自ら生きていくことを拒否しているようにも思いました、、この子たちを助けたい、このままでは死んでしまうと思い病院に入院させました、。

 

 

かなりの衰弱で、、どこも悪くないのにと獣医も首を傾げました、。

 

 

飼い主の娘さんに連絡をとると、すぐに駆けつけてくれました、、1ヶ月ぶりに会って分かったのか、か細い声でなきました、。

 

 

2匹のうち少し元気な子は娘さんが連れ帰りました、、けれど、、3日後、静かに息をひきとったそうです、。

 

 

もう1匹の重篤な状態の子は今日には退院します。

 

 

保健所に持ち込むと聞いて助けた命でした、、けれど、助けることは出来ませんでした、、詫びても、もう戻らない命です。

 

 

残った1匹の子がこれから幸せに過ごしてくれることだけを祈ります、。

 

 

元の飼い主の娘さんのところで少しずつ元気になってきたそうです、。

2011/01/12
スコティッシュの女の子、、救えなかった命、。

1294775439985969.jpg昨年12月、行政に2匹のスコティッシュフォールドが持ち込まれました。

 

 

白い男の子と黒い女の子で、持ち込んだブリーダーらしき人が「交配しても妊娠しないから処分したい」などと言ったようです。

 

 

まだ若く純血種なので飼い主探しをして欲しいと連絡があり引き取りました。

 

 

健康診断、避妊去勢のため入院して手術が終わってお迎えに行くと、、黒い女の子の子宮は原型をとどめていなくて溶けていたこと、、かなり癒着があったことを聞きました。

 

 

家に連れ帰り暖かなベッドに寝かせるとそのまま何日も眠り続けました、。

 

 

新しい年を迎えてやっと少しずつ動き出し、、ご飯も食べるようになりました、。

 

 

10日、突然の死、、予期せぬ事でした、、ブリーダーでボロボロになって治療もして貰えず、、それでもやっと元気になったと思っていました、、。

 

 

引き取って20日目、、まだ、名前も付けていませんでした、、救えなかった命がまたひとつ増えてしまいました。

 

 

推定2才くらい、、この子が生きた証しはあったのでしょうか、、やりきれない想いと憤りが交錯します、。

 

 

 

2010/10/25
ミニピンのぴーちゃん、旅立ちました、。

1287946277325790.jpgガリガリに痩せて放浪していたところを保護され、抑留期間が過ぎても誰もお迎えに来なかったミニピンのぴーちゃん、、癒着した腸の緊急手術から2日目、、回復を願っていたのに旅立ってしまいました、。

 

保健所から引き出して、わずか16日の命でした。

 

辛い放浪の日々、、捕獲され処分に怯えた日々、、どんなに苦しかったことでしょう、、引き取ってからは預かりのKさんだけに心を許し甘えていました。

 

Kさんと過ごした2週間、一生分の幸せを使い果たしたのかもしれません、、ごめんね、、ごめんね、、何度わびてもやり場のない悲しみだけが広がります、。

 

 

 

 

2010/09/10
シェルティー、突然の死、、。

あまりに突然のことでした、、保護してたったの1週間、一度もご飯も食べないで、、どう接していいのかわからないままに、、あっというまに亡くなってしまいました、。

 

1284056438473708.jpg

 

保健所から引き出して、おおよその健康診断をして、太りすぎ(超)くらいで取り立てて問題はありませんでした、。

 

ご飯を食べないのも、元気がないのも、、飼い主に手放されて環境が変わったせいで、きっとそのうち元気になってくれる、そう勝手に安易に思っていました、。

 

ところが突然の血尿、慌てて病院に連れていこうと車まで運んでいるとき吐血もしました。

 

死なないで、、死なないで、、祈りながら病院へと走りました、。

 

病院ではあらゆることを想定してエコー、血液検査、そして点滴などの処置をしてもらい入院しました、。

 

翌朝、亡くなったと連絡がありました、、、大きな原因は特定できず、腎不全、肝臓肥大、全身機能不全などがあったと聞きました、。

 

もっと注意してあげればよかった、忙しさにかまけて心まで無くしている、、助けたつもりで思い上がっている、、悔やんでも悔やみきれない、、ごめんね、、ごめんね、、、、。

 

保健所に持ち込まれた時、なぜか血統書も置いていった飼い主、お誕生日は2005.05.05、、、やっと5才と4ヶ月、どんな一生だったか分からないけれど短すぎる、、あまりにも悲しすぎる、。

2010/08/03
残った1匹、、短い一生を終えて、、。

1280771883319355.jpg野良の母犬から産まれた7匹の仔犬、、貧血で次々と亡くなってとうとう1匹だけになって、、この子だけはもう大丈夫と思った矢先、、、ミルクをいっぱい飲んで眠りについたと思ったら、、そのまま、6匹兄妹を追いかけるようにして亡くなってしまいました、。

 

原因不明の死でした、貧血も改善して元気いっぱいでしたのに、、、。

 

6匹の兄妹は3週間の命でした、、残ったこの子は4週間の短い一生でした。

 

犬や猫を捨てる人間がいなくなれば、、こんな不幸は無くなるのに、、いつかそんな日が来ることだけを願っています。

2010/07/22
ペキニーズのバニラのこと、、、。
1279734652183985.jpg

 

7月18日13時30分、遠い岐阜の空の下、バニラが息を引き取りました、。

 

2月18日生まれでちょうど5ヶ月目でした。

 

たくさんの方々からご心配や応援いただきましたのに、、気持ちの整理が付かないままご報告が遅れましたことお詫び申し上げます、。

 

12日に門脈シャントの手術が成功、順調に快復かと思った矢先に腸重積を起こし緊急手術、、大手術がかさなり小さなバニラには耐え切れなかったようです。

 

1279692379727214.jpg

 

17日、大学病院のICU(集中治療室)にいるバニラに会ってきました。

 

大きな目を見開き小刻みに震えながらキャンキャンと泣いていました、担当医の説明では意識はないと言われましたが、頭をなでながら「バニラ、、バニ、辛いね、苦しいね、でも、もう少しだよ、頑張れ、バニ、、。」すると、一瞬泣き声が止まったあと、キュンキュンクーンと甘えた声に数秒ですが変わりました、、、それがバニラとの最後の時になりました、。

 

翌日18日、手術を執刀したW教授から亡くなったと連絡がありました。

 

20日、バニラに関わった仲間たちと岐阜まで迎えに行ってきました、教授から経過説明のあと「小さな身体で生きたい、生きたいと強く感じる子でした」と聞かされ、胸がつぶれる思いでした。

 

21日、あれこれとずっと世話をしてきた仲間のHが火葬場まで見送りました。

 

5月12日に引き取ってからはずっと病気との闘いでした、、よく頑張ってくれました、、小さくて真っ白な天使のようなバニラを忘れることはないと思います。

 

皆さまからの暖かなご支援、本当にありがとうございました。

2010/06/25
1枚の写真も残さずに逝ってしまった子へ、、。

1277398342204636.jpg先週の月曜日、猫たちの保護依頼が入りたくさんの命を救うことが出来ました、。

 

ところが、朝一の電話の土曜日から鳴いていて一番大きくて元気だと思っていた仔猫が、、保護して1週間、静かに息を引き取りました、。

 

元気だったのはたったの1日、その日はうれしくて仕方がないように跳ね回っていました。

 

翌日から横になったまま、、顔を上げることもなく、手は尽くしたのですが及びませんでした、。

 

わずか2ヶ月半の小さな命、生まれてから良いことはひとつもなかったかも知れません、あまりに短い一生でした。

 

たった1枚でも可愛い写真をとってあげたかった、生きた証しが欲しかった、、、ごめんね、助けてあげることができなくて、、。

2009/10/01
続く悲しみ、、仔猫の死、。

1254336139069049.jpg小さな命がまた消えてしまいました、。

 

8月末に行き場を失った8匹の成猫といっしょにやってきた仔猫の兄妹です。

 

ご飯もよく食べるし、風邪もひいていないのに、ちっとも大きくならなくて何だか変、そう思ったときにはもう腹膜炎の末期でした、、インターフェロンやステロゾイ投与で奇跡を待ちましたが、、あっという間に旅立ってしまいました、、。

 

兄妹がほぼ同時刻に寄り添うようにして亡くなって、、、そのなきがらを母猫がなめ続けていました、、わずか2ヶ月足らずの一生です、。

 

この春からもう10匹以上の仔猫を亡くしました、、苦しいだけの短い生涯を終えた仔猫たち、、今はただ安らかにと願うことしかできません、。

2009/09/10
助けることが出来なかった命、、ある保健所のこと、。

いつも保健所に抑留されている子たちのお世話をしているYさんからの哀しいお便りです、。

 

 

1252522379870740.jpg一匹の雑種犬が迷い犬として保健所に収容されました。
皮膚病があり、首輪はボロボロ。
明らかに捨てられたようでした。

小柄でなつっこい子でした。
皮膚病をおこしている菌を調べて薬を投与、時間がたてばきれいに毛がはえそろ
ってくるはずです。
なんとか助けてあげたいと思いました。

さいわい、「預かって皮膚病を治してあげたい。その後里親募集をすればいいか
ら」と、言ってくださる方が見つかりました。

処分日前日、「皮膚病を承知で犬を引き取ってくれる人が見つかったので、犬の
引き出しをお願いします」と、保健所職員さんに伝えました。
皮膚病でもいい、って言ってくださるんですから、保健所側もきっと許してくれ
ると思っていました。

ところが…
病気の犬は出せない…
保健所はあんな犬も出すのか、と言われても困る…
犬は明日処分する…
と言われてしまいました。

皮膚病でもいいから、って言ってくれる人がいるのになぜ?
病気の犬は出せない、という譲渡要項があるのは事実でしょう。
でも、それでも面倒をみます!って言ってくれる人がいるのなら、例外を認めて
くれたっていいじゃあないですか!

翌日、その子は処分されました。
処分日前日、救えないことが決定的になったあと、私を見て尻尾をふってくれた
その子と最後の散歩をしました。

ごめんね…と言ってあげるしかなかった…

月並みな言葉だけれど、生まれ変わったら絶対に!しあわせになってほしいです