グリチロン錠、1回1錠を1日2回
SigilのGPT値上昇に対して処方
効能:
慢性肝疾患における肝機能異常の改善、湿疹・皮膚炎、小児ストロフルス、円形脱毛症、口内炎
注意事項:
利尿薬(ループ利尿薬、チアジド系利尿薬)、甘草入りの漢方薬と併用しない。
血清カリウム値の低下、CK(CPK)上昇、血中および尿中のミオグロビン上昇に注意。
ループ利尿剤、エタクリン酸、フロセミド等チアジド系およびその類似降圧利尿剤、トリクロルメチアジド、クロルタリドン等との併用は慎重に。
投与禁止:アルドステロン症の患者、ミオパシーのある患者、低カリウム血症の患者、血清アンモニウム値の上昇傾向にある末期肝硬変症の患者
副作用:
偽アルドステロン症:低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・体液の貯留、浮腫、尿量減少、体重増加等の偽アルドステロン症…異常が認められた場合には投与を中止
脱力感、筋力低下、筋肉痛、四肢痙攣・麻痺等の横紋筋融解症の症状…CK(CPK)上昇、血中および尿中のミオグロビン上昇が認められた場合には投与を中止
成分:
グリチルリチン酸モノアンモニウム35mg(グリチルリチン酸として25mg)、日局グリシン25mg、DL−メチオニン25mg
添加物:
沈降炭酸カルシウム、乳糖、結晶セルロース、カルメロースカルシウム、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース2910、エチルセルロース、軽質無水ケイ酸、グリセリン脂肪酸エステル、白糖、ゼラチン、アラビアゴム末、ポリオキシエチレン(105)ポリオキシプロピレン(5)グリコール、カルナウバロウ、パラフィン、白色セラック
勧められたウコンについて
肝臓に効く成分のクルクミンは、過剰摂取によって肝臓に毒性を示す。
そのため肝硬変など、すでに肝臓疾患がある場合は悪化する場合もあるので摂取を避ける
因果関係は不明だがウコン摂取によって肝硬変が悪化し死亡した例がある(人間・高齢・女性)
…という情報もあるため、SigilのGPT値上昇原因が確定し、ウコンが有効であるということがはっきりするまでは、ウコン投与は見送ることにした。
(医師からはウコンを与えてみたら良くなるかも…程度の提案だったので)