千の風になって
おかあさん、今とても身近にあなたを感じています。
今朝、お茶碗を洗っていたら、「千の風になって」の歌詞がTVのテロップで
流れていました。
知らず知らずに涙が頬を伝っていました。あの日から悲しくて、泣いてばかりの日々でした。 でも、お母さんは、千の風になって自由になったのですね。
そして、いつも私達の事を身近で見守ってくれているのですね。
この歌は、悲しくて寂しいけれど、いつの間にかお母さんにあたたかく包まれているような気がしました。
いいえ、気がしているのではなく歌詞の通りに、風になり、星になり、光になって私達を守ってくれているのですね。
今日、風に揺れる水仙を見ていたら、ここにもおかあさんを身近に感じました。
ミミも長い時間、遠くを見つめていました。すっかり歳を取ってしまった けれど、心地良さそうに風を受けていました。お母さんの優しさを感じたのでしょうか?
いつもの何気ない風景にも、安らぎを感じました。
冷たい風も、おかあさんだと思うといつまでも吹かれていたいと思いました。
空を見上げると、木の天辺に鷺がいました。綺麗な青空も優しい光も、
お母さん、あなたですか?
まだ、思い出すたびに涙が出る毎日ですが、体が不自由だったお母さんが千の風になって世界を自由に吹き渡っていると思うと嬉しいです。
あなたの娘で良かった・・・・・心からそう思っています。