ふふふ・・ソレっぽいわ、「拝啓 父上さま」ね♪ 30年以上前、「拝啓 おふくろ様」は面白くて毎回観てました。 それで懐かしく思い出したのですが、 郷里に母親一人残して東京の割烹で料理見習いをする青年の日々を、周りの人々との絡みで描き、心の拠りどころである母親に手紙をしたためる内容でした。 たぶん実際に投函したわけではなく、心の内で語りかけていたものと思われます。 彼は田舎育ちでナイーブだし、周りに翻弄される事もしばしば。でも人情篤い下町の気風に助けられ成長していく。 だけど時には、狡さや打算や迷いも頭をよぎるわけで・・。 反省しつつ自問自答するわけで・・。 若者が辿る普遍的な心の軌跡を描いた秀作でした。
拝啓 こめ母さま 長くなりましたね、ごめんなさい。 ワタシが言いたいのは、最終回に手紙で語りかけた一言! 「拝啓 おふくろ様。あなたにも若い時があり、はしゃいだり、しょげたり、みずみずしく振舞った時があり・・」 と今更ながら初めて気付き、一人の女性として捉えた事です。 生まれながらの母親やオバサンはいないわけで・・ ホッペは膨らみ、キャピキャピしてて、何にでも笑い転げ、未来は輝いてみえる若き日がこの人にもあった! こういう風に捉えたら、年老いた人にもっともっと優しい視線をおくれると思うのです・・。 |