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交配59日目。
朝、便が泥状で、いよいよ分娩が近いと思われました。
体温も平常より1度以上低下していました。
午前8時50分から午前10時にかけて3頭の子犬を無事出産しました。
1頭目と2頭目の子犬はあっけないほど簡単につるんと出てきましたが、最後の
最後の1頭は逆子で、両上肢の娩出手前でひっかかってしまったため、私が少し
介助しました。
それ以外は、甲斐が自分で卵膜から臍帯、胎盤の処理に至るまで手際よくやり
ました。
子犬は、牡2頭(350g、320g)、牝1頭(300g)でした。
牝は、出生体重が最も小さかったのにもかかわらず、キーキーうなりながら、
兄弟達をおしのけ、一番出る乳首にむしゃぶりついていく大変たくましい子 です。
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