PCの調子が悪く、更新がすっかり遅くなってしまいました( ;∀;)

あやめちゃんが来て半年が過ぎました。



募集開始したとたん数日間で希望フォームが７〜８件きまして、すぐ一旦募集停止になった
あやめでしたが、これまでに２回お見合いをしました。
どちらもいいご縁になりそうでしたが残念ながら結ばれませんでした。
決して先着順ではありませんから、みなさんと順次対応しながら進んできましたが、
その中にはお返事が来なくなってしまった方や、同時進行で途中で他から迎えられた方、
家族全員の賛成がなかった方、また、ペットロスで急いでいる、とにかく今すぐ欲しいんです、
という方も少なくはありません。

あやめちゃんはほかの子の代わりにもなれませんし、あやめちゃんはあやめちゃん。

そして、かわいそうな子をもらってあげるというのでなく、この天真爛漫でラッキーガール
のあやめちゃんと暮らしたい、家族になりたい、あやめちゃんじゃなきゃダメ、と言う方が
現れるのを心待ちにしています。

あやめちゃんの保護の経緯ですが、正直、安易に飼ったはいいが飼いきれず、結果、居場所
がなくなり保護依頼があった、という事になります。
２歳と言う年齢ですが、数か月訓練所に行き、その後も数か月違う場所でほぼケージの中で
暮らさなければなりませんでした。
ですが、保健所に持ち込む人や、山の中に捨てる人もいる中で、なんとか里親さんを見つけて
ほしいと連絡をくれたご身内がいた事であやめは第二の犬生を歩むことになります。

これは里親さんになる方には知っておいてほしいことであり、これからあやめちゃんと暮らす
にあたり必要な情報なので書かせていただきますが、なぜなら、あやめちゃんの唯一ともいえる
欠点との向き合い方にも大事なことだからです＾＾



５月には８家族で那須旅行に行ってきました。



この時まだあやめは相手に近寄られると唸る、鼻に皺を寄せる傾向が強かったのでお部屋には
ケージも持ち込ませてもらいました。
今まで他犬とほとんど、良い交流を持たずに来たと聞いていたので仕方ないことだと思います。



普段ワラワラ遊んでいるときはいいのですが、こういう風な人の周りに集まるシチュエーションや、
狭い場所では特に唸ってしまいます。
とにかく独占欲が強く、犬、人との距離の取り方がヘタ。



我が家に来た当初は、一度軽くはうると一戦交えたので、まずはみ〜ちゃんとコナンの間に挟み
３頭でお散歩するところから始まりました。
お散歩中は匂い嗅ぎやお外に夢中。そして、間に挟まれてることに安心感がみえます。
なのに、部屋に入ると、近づかれると唸る、鼻に皺を寄せる。

自分から近寄るのはOKだそうです。
ドッグランに行ってもドッグカフェに行っても、近寄られると鼻に皺が寄る。
こういうときは、怖い。近寄らないで。といったかんじです。
だけど交流は持ちたいし好奇心旺盛。相手が許すなら自分から近寄りますが真正面から（笑）

自分からはしつこいくらいスンスンするのは良くて、自分がされるのはムキー
他の子が仰向けで甘えてると踏んでまで割り込んでくるのは良くて自分が仰向けで甘えてる
とき上から覗かれただけでムキー
よくみんな我慢してるなー、そろそろいいよ、怒っても〜と言っても
みんな「やれやれ」というかんじで、大きい赤ちゃんの相手をしている様子でした。



み〜ちゃんとコナンと並んでご飯が食べれるようになってきて、だんだんとごはんづくりの時から狭い場所で全員で待つ練習。





とにかくいつも、一番前に来たいし、私に見えないように隠れてそーっとムキムキしてる。
食べ物に執着というより、人間に、というかんじです。

お部屋でも、みんなを押しのけ一番前に。割り込まれれば唸る。
仮母を誰にも取られたくないという仕草に可愛くてキューンとしてしまうけど、とにかく
どこかいつも人にひっついていたいあやめちゃん（笑）



あやめちゃん、みんなで暮らしているんだからね。でも、今まで淋しかったのもよくわかるよ。
だけどソコ直さないとね〜。



だんだん周りを観察したり、全員でお部屋でお留守番できたりになって、ずいぶんみんなと
仲良くなったけど、まだまだその、押す、割り込む、乗っかる、は≪必要ない≫ってことが
わかるまで時間が必要だと思います。
対相手に対しては、何度かあって慣れれば平気だし、独占欲に関しては、愛情をかけて
自信をつけていきながら教えていくしかないと思ってます。



このような経緯があり先日プロフィール条件を書き直しました。

こんなあやめちゃんを、大変な子と思う人もいれば、こんなの全然平気よー大丈夫大丈夫、
と思える人もいると思いますし、まだまだ先が長く、伸びしろが無限大なあやめちゃんなので、
いいところを伸ばしていただき、楽しい第二の犬生を送らせてもらえる方へ、託たらいいなぁ
と思っています。

愛されているという自信が十分付けば、飼い主の膝をほかの子に譲る、貸してあげることが
できるようになりますから、そこまで根気良く付き合っていただきたいのです。

厳しくするだけではなく、解きほぐしながら信頼関係を気付きながら、ダメなことはダメよ
と優しく教えてあげることが、あやめには合っていると思います。

半年の間でずいぶん成長したあやめですが、その陰にはロシ君の大きな力がありました。
一番最初にあやめと遊んであげ、甘えさせてあげ、癒しになってくれたのがロシおじさん。
あやめちゃんのこんな一面を見て、みんなも変わったし、ロシもあやめが可愛くて仕方ない
みたいで、あやめにとってもロシと遊ぶ時間は癒しになっていると思います。
最近はみーちゃんやコナン、はうるともこうやって遊ぶようになりました。



まだまだ成長中のあやめをのすべてを引き継いで、楽しんで育ててくださる方、

幼少期にちょっと淋しい思いをしちゃったことからくる心の傷を理解してくれたうえで、
家族として迎え入れてくださる方、

保護犬譲渡は命のリレーになりますので、末永くご親せきづきあいのできる方、
譲渡時のお約束を守っていただける方でお願いします。



あやめちゃんの太くて赤い糸をお待ちしています＼(^o^)／

あやめのプロフィール
http://happylabs.info/profile/ayame2015.html/